新築、リフォームどっちも使える!外壁材の種類について

サイディング
住宅にとって「美観」は非常に大切です。
美しい家は住み心地が良いですし、ステータスにも繋がることでしょう。
また、仮に賃貸として誰かに貸すにしても、美観が良くなると印象が良くなるので、集客力が良くなります。

条件にもよりますが、家賃のレベルも上がるかも知れません。そのため、家を飾る外壁材をどうするかは、大きな課題になると言えます。

ところで、外壁材にはいくつもの種類があり、新築で家を造るにしても、リフォームをするにしても、「どの外壁材が良いか」で悩むことも多いと思います。
実際、外壁材のカタログなどを見てみると、全部が良い様に記載しているからです。
それでは、どの外壁材が自分の家に合うのでしょうか。

ここではポピュラーに使われている外壁材であるサイディングの特徴について取り上げ、サイディングのリフォームについて述べたいと思います。

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サイディングと他の外壁


住宅の壁はサイディングだけでは無く、他にも数種類あります。それらには確かに長所もあります。

しかし、現状の住宅に使われている壁材のサイディングと比較するならば、やはりサイディングが勝る点がいくつもあります。

そこで、ここでは、他の仕様の壁と、サイディングの壁を具体的に比較してみたいと思います。


モルタル壁との違い


モルタル壁は以前の住宅では主流でしたが、今の新築住宅では見られなくなりました。
モルタル壁の特徴は家が高気密に仕上がる点です。壁の中に設置するシートが気密性の高い物を使用しているためです。

ただし、気密性が良いのが災いして、カビやすいなどのデメリットがあります。

その点、サイディングの壁は下地に透湿防水シートを張って、通気工法を取っているので、湿気を通して湿気を逃がし、建物の部材を腐食などから守ります。


ALC壁との違い


次に、ALC壁との違いについて取り上げます。
ALCは軽量気泡コンクリートと呼ばれる素材で、コンクリートの中に泡状になった空気を取り込んである素材です。

空気を取り込んでいるため軽く、それでいてコンクリートの特性の「燃えない」などの長所を併せ持つ材料とも言えます。
耐用年数が非常に長く、50年を超えるとも言われています。

しかし、ALCは防水性の点が弱点であり、定期的な塗装が非常に大切になります。また、ALCは価格的に高いです。

その点、サイディングは定期的な塗装が必要なのは同じではありますが、価格が大きく抑えられます。
外壁材がコスト的に占める部分は大きく、住宅全体の価格に大きく影響します。

タイル壁との違い


タイル壁は非常に強固な壁と言うことが出来ます。
また、他の壁と比較して高級感があります。

しかし、タイル壁は価格的に非常に高くなることや、地震の際に剥がれ落ちる危険性などもあります。

その点、サイディングは地震などに対しても強く、しかも価格的にもリーズナブルです。


窯業系サイディングとはどういう壁材か


ここで窯業系サイディングについて解説したいと思います。
窯業系サイディングは住宅に使われている外壁材の内、最も使われている素材です。

セメント系の素材と繊維を板状にして、表面をレンガ調や石積み調などのデザインに成形したボード状の壁材です。

今の住宅用壁材の中で最もポピュラーな物と言え、新築住宅にもリフォーム用にも使われます。


窯業系サイディングのメリット


次に、窯業系サイディングのメリットについて解説します。
窯業系サイディングのメリットには、「優れたデザイン性」「コストパフォーマンス」などが挙げられます。

まずはデザイン性ですが、窯業系サイディングの表面は深く掘ったレリーフの様なデザインが可能で、レンガや石など、様々な表情を持たせられるのが魅力的な点です。

また、カラーバリエーションも多く、ベージュ系のレンガ調の物からグレー系など、様々な色に対応が出来ます。

次にコストですが、サイディングの中でもリーズナブルな価格帯に位置します。
そのため、コストを抑えながらのリフォームにも対応が可能です。


窯業系サイディングのデメリット


窯業系サイディングにもデメリットはあります。
代表的な物としては「熱を吸収しやすい点」「定期的なメンテナンスが必要」な点があります。

まず、熱を吸収しやすい点ですが、これはセメント特有の性質とも言えます。
熱を吸収しますので、夏場の猛暑日などは室温を上げてしまいます。

また、メンテナンスとしては、主に塗装とシーリングを定期的に行うことが必要です。
窯業系サイディングも経年劣化は避けられず、表面の塗装が劣化し、目地部分のシーリングに不具合が生じます。
そのために再塗装やシーリングの打ち直しが必要となるのです。


金属系サイディングとはどういう壁材か


次に金属系サイディングを取り上げます。
これはメッキした鋼板で作った外壁材です。
素材としては、ガルバリウム鋼板と呼ばれる、腐食に強い鉄板が使われています。

大きな特徴としては、金属特有とも言えるシャープなフォルムと輝きが挙げられます。
そのシャープな光沢と色調は、特にブラックを基調にするデザインの家に映えます。
未来的な洗練されたデザインを好む人におすすめの外壁材です。


金属系サイディングのメリット


金属サイディングのメリットには「断熱性」「防音性」などがあります。
金属サイディングは断熱材が一体化してあるため、優れた断熱性と防音性を実現しているのです。
この防音性は、金属サイディングの持つ発泡樹脂系の断熱材は、吸音材量として作用することによります。


金属系サイディングのデメリット


次に金属サイディングのデメリットです。
金属サイディングのデメリットは「コストの問題」「キズつきやすい」「サビる」などがあります。

金属サイディングは一般的に、窯業系サイディングよりも割高です。
窯業系サイディングと比べれば、3割程度高くなります。

また、キズつきやすい点もデメリットです。
金属で表面が出来ているとは言え、尖った物で引っ掻かれたらキズが付いてしまいます。

このキズは、窯業系サイディングに付くキズよりも目立ちます。
そして、サビる点です。
金属系サイディングは確かにサビに強い素材を使ってはいますが、決して「サビない」訳では無く、あくまでも「サビにくい」のです。

また、鋼板表面のサビは白く現れるので、ブラックなどの場合は目立ちます。


樹脂サイディングとはどういう壁材か


樹脂サイディングは日本ではあまり見られませんが、海外では多く使われています。
特にカナダやアメリカでの実績を持っている材料です。

樹脂サイディングの材料は塩化ビニール樹脂で、一般的に「塩ビ」とも呼ばれる素材です。


樹脂サイディングのメリット


樹脂サイディングのメリットとしては、「耐久性が良いこと」「軽い」などがあります。
耐久性としては、約30年の実績があります。

また、樹脂ならではの軽さも大きなメリットです。
外壁材が軽くなると建物全体の総重量も軽くなります。
そうすると耐震性が良くなります。


樹脂サイディングのデメリット


樹脂サイディングのデメリットは「コスト」「デザインが少ない」などがあります。
樹脂サイディングは確かに耐用年数が長いのですが、コストが高いため、初期費用が大きく掛かります。
そのため、新築の場合には建物の費用が上がってしまいます。

そのため、建物一棟を買うことを考えた場合、消費税などの諸経費のアップにも繋がります。

また、デザインが少ないのもデメリットです。
窯業系サイディングの例であれば、工場で量産する製品でありながら、非常に多くの表情豊かなデザインを持っています。

しかし、樹脂サイディングの場合は平面的なデザインばかりになってしまうので、バリエーション的に窯業系に劣ります。


木質系サイディングとはどういう壁材か


サイディングはセメントや金属などの人工素材だけではありません。自然素材を使った物もあります。
木質系サイディングは、自然素材の「木」を使ったサイディングです。


木質系サイディングのメリット


木質系サイディングのメリットとしては、「自然素材ならではの風合い」「デザイン性」などがあります。

木質系サイディングは木をベースとしているため、自然の持つ表情を残しています。また、それによるデザイン性も大きなメリットと言うことが出来ます。


木質系サイディングのデメリット


次に、木質系サイディングのデメリットですが、「劣化しやすいこと」「火に弱いこと」が挙げられます。

木は月日が経つと灰色に変色して古ぼけてしまいます。
また、窯業系などと違い、火に弱いのも大きなデメリットです。


サイディングのリフォーム方法


ここでサイディングのリフォーム工事について紹介します。工事の例としては、最も普及している窯業系サイディングについて取り上げます。

サイディングの取り付け方法には2通りの方法があります。「張り換え」「重ね張り」です。


張り替え


張り換えは、サイディングを一旦外して新しい物を張る工事です。
サイディングの劣化が著しい場合に行います。

例えば、窯業系の場合、地震などが来ると欠けなどが発生してしまいます。
その様な破損が大きくなると、外壁材としての機能も著しく落ちてしまうため、交換しなければなりません。

方法としては、既存のサイディングを撤去して新しい物に交換し、目地部分を新たにシーリングします。


重ね張り


取り付けには「重ね張り」で対応する場合もあります。
これは既存の壁の破損が比較的軽微な場合に行われます。
方法としては雨仕舞の処理をして、既存の壁に新たな外壁材を設置し、シーリングします。


まとめ


外壁材の種類は様々で、好みにより分かれると思います。
天然素材を選ぶのであれば木質でも良いかも知れませんし、シャープなフォルムの家を造るのであれば、金属サイディングが良いでしょう。

しかし、コスト、デザインなどのバランスが取れた家を造るには、窯業系のサイディングがおすすめです。
特に八王子の街の景観にマッチさせるためには、窯業系が良いと思われます。

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