花粉、梅雨時期に注目! 室内物干しの種類とその特徴

室内物干し
住宅の購入を理想通りにすることは、なかなか難しいのではないでしょうか。
例えば、予算などの制限があり、希望していた物件を買えなかった…といった話は、巷では良く聞くことと思います。

そのため、せっかく購入する物件であっても、結構なレベルで、生活に制限を受けることもあるでしょう。例えば、洗濯物の干し場が良い例とも思われます。

ある家では洗濯物を干すだけのベランダの確保が難しいでしょうし、仮に干す場所があったとしても、周辺の環境が悪くて物干しには良く無い場合もあることでしょう。
そこで有用となるのが、室内物干しです。

さて、室内干しは確かに昔から行われて来ました。
そして、そのためのアイテムは多くあったと思います。
しかし、最近登場した天井や壁面に設置する物干しアイテムは、昔の物よりも機能的です。
そこで、ここでは最近登場した室内物干しにスポットを当てて、特徴などを紹介したいと思います。




室内物干しのメリット



ところで、軒先が自由に使えた時代、室内干しは昔は少数派だったことと思います。
しかし、現代は社会事情が変わって、室内干しにも新たなメリットが発生しました。

ここでは、その様な室内干しのメリットを挙げてみたいと思います。


雨に濡れない


当然ながら、室内干しの場合は雨に濡れません。
これは確かに「当たり前」ではありますが、昨今の気象を考えると、昔よりもメリットが大きくなっていると思われます。

と言うのは、ゲリラ豪雨の発生など、「昔の雨の降り方」と今では状況が違うからです。
昔も確かに急な雨はありました。しかし、今は規模が違います。

そのため、「雨に濡れない点」は大きなメリットとなるのです。


花粉の被害が少ない


タイトルに挙げた「花粉」の問題も、昔と今では状況が違います。
昔は今ほどに花粉での健康被害はありませんでした。

しかし、今は完全に状況が違うとも言えます。
花粉に関しての情報は天気予報でも取り上げられる様になったほどに重要な情報となったのです。

そのため、各工業製品においては、花粉対策が性能の目玉となりました。それだけの価値があったからです。

室内物干しのメリットは、花粉の被害を少なくする点です。
屋外の環境と縁が切れるため、花粉を直接的に被らず、被害が少ないのです。


排気ガスなどで汚れない


排気ガスも花粉と同様に健康被害を及ぼす物質です。
しかも、排気ガスは洗濯物を見た目的にも汚します。

しかし、室内物干しを使うのであれば、屋外の空気に直接当たらないため、排気ガスを直接被ることも無くなり、洗濯物は汚れません。


プライバシーが守られる


洗濯物を屋外に干すと、干している衣類などの状況から、家族構成などを伺い知ることが可能です。
つまり、プライバシーの問題が発生します。

そして、この問題は時として犯罪の原因にもなりかねない程に危険なのです。

しかし、室内で洗濯物を干すならば、屋外からは洗濯物を見ることが出来ないので、その様なプライベートな情報も漏れることがありません。
また、それと同時に防犯効果のレベルアップも図れます。


衣類が色あせにくい


屋外の直射日光は強烈で、状況によっては洗濯物にダメージを与えてしまいます。
特に色に関しては顕著な問題となり、色あせる場合もあります。

しかし、洗濯物を室内で乾かすことが出来るのであれば、屋外の直射日光から避難させることも可能なので、色あせから守ることが可能です。


天吊りタイプの特徴



さて、ここからは室内物干しの具体例を挙げて、その特徴を取り上げて解説します。
室内物干しには3つの種類がありますが、その1つの天井吊りタイプは、天井に物干し竿を吊るして、その竿に洗濯物を掛けて干す物です。

基本的には天井から物干しが吊り下がる格好になりますが、物干しを天井から外すことも可能で、天井をスッキリと見せることも出来ます。


インテリアにも馴染みやすい


室内物干しの外せるタイプは、片付けてしまえば目立つことはほとんど無く、インテリアのデザインにも大きな影響を与えることはありません。

そのため、インテリアの計画をする場合においても、心配せずに設置することが出来ます。
今の物干しはデザイン的にもシャープな物が揃っていて、特にモダンなインテリアにマッチします。

また、室内にレトロな家具を造り付けた場合などにおいても、物干しは派手な自己主張をすることもありません。
インテリアデザインを壊すことも無く、室内に溶け込ませることが可能です。


コスパが良い


天井吊りタイプは構造的にも簡単です。
そのため、構成する部材や部品の数も少なくなり、コストパフォーマンスも良いです。

工業製品の価格は部品の点数の多さと、材料費によって決まる部分が多いのですが、天井吊りタイプの室内物干しはこの点でも有利で、価格を抑えます。


昇降タイプの特徴



室内物干しの天井吊り下げタイプは外して片付けることが出来ますが、昇降させて片付けることの可能なタイプもあります。

このタイプの特徴は、物干しその物を収納することが可能なため、外して片付ける必要がありません。天井にそのまま収納出来るイメージとなりますので、非常に便利になります。


天井付近で干せる物もある


昇降タイプの物干しの中には、洗濯物を干したままで上げられる物もあります。
空気の温度を考えるならば、部屋の低い部分よりも上の方が高いです。

そのため、天井近辺まで上げることにより、洗濯物の乾燥を早めることが可能となります。
尚、洗濯物を天井近辺で乾かせると、床面が広く使える様になります。

特に、小さい子供の手の届かない高さにまで上げることが出来れば、下のスペースで遊ばせることも可能となります。せっかく洗濯した衣類にイタズラすることも防げるので、一挙両得と言うことが出来るでしょう。


電動のタイプもある


昇降タイプの物干しには電動のタイプもあります。
操作性が非常に良くなります。
室内物干しの手動の物は、意外に操作が面倒で、しかも時間が必要です。

そのため、干す準備のために時間を取られてしまいます。
しかし、電動タイプであれば操作も簡単で、しかもあまり時間を要しません。手間と時間のカットが可能となります。


壁式タイプの特徴



室内物干しには、天井から吊るすタイプの他にも、壁に設置する物もあります。
構造としては、壁に設置して、そこに物干し竿を載せて使います。
天井と違って、手の届きやすい位置に設置することも可能なので、取り扱いもしやすいです。


使わない時はすっきり収納


壁式タイプの大きな特徴として言えることは、使わない時には簡単に片づけることが可能である点です。
室内物干しにも様々なタイプがありますが、物干しとして使わない場合には邪魔になっている物もあります。

また、使わない場合に取り外せる物であっても、外した部材の整理が課題となりました。
しかし、壁式の物であれば、すっきりと片付けることが可能なので、部材が邪魔になることは、ありません。


竿一体のタイプもある


壁式のタイプは、物干しを出して竿を掛けて使います。
そのため、竿は別途に片付けなければなりません。室内用の物干しなので、竿も伸縮可能な物が揃っているので、長いままでの保管までは必要では無いのですが、それでもやはり不便です。

しかし、壁式の物干しの中には、竿が一体化されているタイプもあります。
これは使わない場合には竿も収納するので、別途に片付けるスペースが必要無く、非常に便利です。


窓辺で使いやすい


窓辺で洗濯物を干すと、日光が入るので乾きやすくなります。
壁式の物干しは、窓辺に物を干したい場合に便利です。
物干し竿を天井から吊るす場合、窓の近くは設置がしにくいです。

しかし、壁式であれば、窓の近くでも壁があれば着けられます。


室内物干しのDIY



ここでは、室内物干しにDIYについて考えたいと思います。
取り上げる点は2つあります。物干しそのものの自作と、DIYによる屋内工事です。


室内物干しはDIYで作れるか


室内物干しは他の住宅建材と違って、構造的にもあまり難しい物ではありません。
そのため、DIYで設置するにしても、比較的容易に見えます。

しかし、本当に簡単であるかと言うと、必ずしもそうとは限りません。
例えば、物を吊り下げるレベルの物であれば、ホームセンターから部品を購入して来て、天井や壁に設置することも可能だと思います。

しかし、物干しのメーカーは、その物干しに対して品質確認をしており、更には製造物責任まで負っています。
つまり、製品試験から、製造現場における万全な品質管理体制がバックにある訳です。
また、製造物責任をメーカーが負っているので、仮に破損して洗濯物が破損したり、破損が原因でケガを負ったとしても、メーカー責任となります。

しかし、個人での自作であれば、見た目は満足が出来たとしても、品質確認はあくまでも我流になってしまいます。
しかも、仮に物損によるケガを負ったとしても、ホームセンターは責任を負ってくれるはずも無く、全部を自分で負わなければなりません。

物干しは確かにDIYでも作ることが可能です。
しかし、自作品はあくまでも全責任を自分で負うことを忘れず、覚悟も必要となることを覚えるべきでしょう。


DIYでは施工可能か


次に、DIYでの工事について考えてみます。
物干しの設置はアンカーやビスで設置しますが、これにも実はコツがあります。
と言うのも、物によっては使える工具と使えない工具があるのです。

例えば、ホームセンターに行ってアンカーを見てみると、インパクトドライバーが使えない物もあります。
仮にそれを把握せずに使うと、アンカーそのものの引き抜け強度が保持できない場合もあります。

また、状況によっては補強の必要も出て来る場合もあります。
その時も、補強のノウハウが無い場合は失敗するリスクも考えられます。

ですから、いくら物干しだからと言って、DIY工事には技術が必要であることを忘れない様にしましょう。


まとめ



室内物干しについて、種類や特徴などを紹介しました。
意外な程に便利なアイテムであることが分かったことと思います。

また、その一方で、DIYでの取り付けなども触れました。
簡単の様に見えながら、実は技術が必要であることも把握出来たと思います。
難しい面も確かにあるのですが、室内物干しは、やはり便利なアイテムです。上手に賢く使いましょう。
この記事をシェアする