床材の選び方 無垢材とは?おすすめ無垢材ベスト10

ワンルームリノベ
今の住宅に使われる床材は非常に性能が良くなっています。例えば、クッションフロアを見るならば、汚れが付きにくいタイプやキズが付きにくいタイプ、或いは消臭や抗菌などの様な特殊とも呼べる機能が付いた製品もあります。
また、木系の床材としては、コストを抑えた複合フローリングもあり、手軽に木の雰囲気を味わうことも可能です。そのため、コストを抑えながらのリフォームも可能で、家造りの有用な材料となっています。

しかし、やはり天然木の無垢の床材は「不動の地位」を保っていて、根強い人気を誇っています。
ところが、無垢床材には意外に使われている樹種に関して知られていない場合が多く、実際に選ぶ時に迷う人も多いことだと思います。
そこで、ここでは無垢の床材にスポットを当て、種類毎に解説をしたいと思います。

▼▼▼関連記事▼▼▼
自然素材(無垢材)を使った新築一戸建てはこう建てる


MyDesignリノベstudio株式会社Izumida

無垢の床材のメリット


まずは、無垢の床材の持つメリットについて紹介します。これを見ると、無垢の床材は合板をベースとした複合フローリングとはずいぶん違うことが分かることでしょう。

上質の雰囲気


まず最初に挙げられるのは、やはり「上質の雰囲気」を部屋に取り入れられる点です。
木は昔から人気の高い素材です。その理由としては、木は柔らかさと温かさを持ち合わせていて、上質の雰囲気を醸し出すことが出来るからと言えます。これは複合フローリングやクッションフロアでは、真似することが難しい特徴と言えるでしょう。
さて、無垢の床材はリノベーションにも多く使われます。その施工例を見ると非常にスタイリッシュで高級感のある部屋造りに成功している物を良く見かけます。その様な場合は無垢の床材を使っていて、上質の雰囲気を作り出すケースが多いです。

増築専門店 MyDesignリノベstudio

独特の風格が出る物がある


一般の住宅設備は歳月と共に老朽化が進みます。金属部品であれば腐食するケースが見られ、壁紙や畳などでは日焼けが目立って来ます。
しかし、無垢の床材の場合には、これと違う現象が見られます。…風格が出る物があるのです。
上質の木材は歳月が経つと、他の内装材では出せない様な色調やツヤが出て来る物があります。それは言葉では表現し得ない様な貫禄とも言え、まさに「風格」とも言える表情になって来るのです。

不動産の買取

木の香り


天然木材は独特の良い香りを持っています。そのため、高級グレードの住宅設備に良く使われています。良い例としては、ヒノキなどが浴槽に使われている点からも分かります。
さて、天然木の床材も、この独特の香りを持っていて、部屋の雰囲気をグレードアップすることが可能です。当然ながら、この上品な香りは一般に販売されている芳香剤などでは真似することは出来ません。

おすすめの無垢床材


次に、おすすめの無垢床材を紹介します。
尚、ここには床材の特徴に併せて、概略の価格帯を載せていますが、これはあくまでも参考の価格です。実際の見積もりは違う場合も多いので注意が必要です。
また、実際に施工する場合には、工法などによっても価格が違います。ですから、工事を含めた価格の見積もりを改めて取ることが必要です。

1.オーク材


オーク材はポピュラーな床材で、デザイン性も良く人気も高いです。昔から様々な場面で利用されて来た樹種と言うこが出来て、床材の他にもドアなどの建具として利用されて来ました。
オーク材の魅力としては木目の美しさなどが挙げられます。ただし、床材にもいくつかの種類があり、これにより木目や節目が違い、それと共に味わいが異なります。
尚、価格帯は概略で平米5000~9000円と、中間部分の価格となっています。

2.サクラ材


サクラ材は採れる地域が非常に広いことから、昔から様々な地域で使われて来ました。
特徴としては木目が比較的薄く、シンプルで清潔な雰囲気を持ちます。また、硬さや感触も良いのも嬉しい点です。
尚、価格は大体で平米当たり4000~8000円と、比較的リーズナブルです。また。木材として流通している量も多く、節の多い物などの場合はコストが大きく抑えられます。

3.ウォールナット材


ウォールナット材は高級グレードに位置する材料です。硬質で寸法安定性が高いため、家具などにも使われて来ました。木肌は濃いブラウンで格調高い雰囲気を持ち、落ち着いたグラデーションで高級感の溢れる部屋を作り出します。
尚、価格は高くなっており、大体平米で8000~11000円くらいになっています。

4.チーク材


チーク材も高級樹種の1つで、昔から人気が高い木材です。水に強い特徴があるため、床材に非常に適していると言えます。更には、害虫にも強いメリットがあるため、船の甲板などにも使われて来ました。
また、チークは含有されるオイル分が歳月と共に独特のブラウンに変わり、高級感の溢れる木肌となります。ですから、使っている内に風格が出る木材とも言えるでしょう。
尚、今ではチークは世界的にも少なくなり、手に入りにくくなっています。その様な背景があるために価格も高く、平米当たり7000~11000円の値段を付けています。

LDKリノベ専門店 MyDesignリノベstudio

5.チェストナット材


チェストナット材は木目の美しさから、住宅の柱などの「見える部分」に多く使われて来ました。また、防腐効果のある物質を内部に含むため、鉄道の枕木などにも使われた経緯があります。
また、表面の肌触りも良いために床材に向き、価格も手頃です。大体4000~7000円の価格帯となっています。

6.パイン材


パイン材は住宅建材としては非常に広い範囲で使われている素材です。肌ざわりが非常に良いのが特徴で、床材にも非常に適しています。また、木目も美しいため、部屋に優しさと自然な風合いを演出します。
尚、傷つきやすい点がパイン材の欠点とも言えますが、海外産のパイン材には硬くて傷つきにくい物もあります。
価格は4000~7000円となっており、比較的求めやすいです。

7.アカシア材


アカシア材は家具や食器などに使われる樹種です。近年になり、植林による供給量が増え、床材としても活用される様になりました。
アカシアは細かい部分で非常に樹種が多岐に分かれ、それによって節目や木目などが変わって来ます。ですから、床材としては変化に富んでおり、個性的な部屋の演出が出来ます。
尚、価格は大体4000~6000円です。

8.メープル材


メープル材は楽器などにも使われている素材で、優しい感じの木目を持っています。そのため、床材としても人気が非常に高いです。そのため、流通量も少なくなっており、価格も上がっています。
価格帯は大体8000~10000円です。

9.タモ材


タモは加工性が良い木材のため、昔から建材にも多く使われて来ています。また、特徴として靭性などにも優れているため、野球のバットなどにも使われて来た経緯があります。
タモは内装材としても多く使われていますが、歳月が経つほどに風格が増す魅力があり、人気も高いです。そのため、価格は高くなっており、9000~10000円となっています。

10.ローズウッド材


ローズウッドは紫檀とも呼ばれる木材で、最高級の位置に君臨している素材です。木肌としては非常に重厚感を持つことで知られ、床材として使うとゴージャスな部屋が出来ます。
ローズウッドは希少な木材としても知られています。そのために価格は非常に高く、平米で14000円レベルとなっています。

MyDesignリノベstudio株式会社Izumida

床材を選ぶ上でのポイント


ここで、床材の選び方について考えたいと思います。
床材を選ぶ場合には、インスピレーションだけで決めるべきではありません。冷静に判断をしないと「こんなはずでは無かった…」と言うことにもなり得るからです。
次に示す内容は、床材を選ぶ際のポイントの代表例ですが、床材がある程度決まったら、更にその床材に関して調べることが重要です。

デザインで選ぶ場合


前述の様に、無垢床材には様々な物があり、個性豊かな表情を見せてくれます。そのため、どの様に選んだら良いか迷う場合も多いでしょう。
では、どの様に選ぶべきでしょうか。

まず挙げられるのがサンプルを取り寄せることです。カタログなどで見れば確かにイメージは出来るのですが、感触などまでは分かりません。ですから実際に手に取って見ることが大切となります。
また、見る時には窓から差し込む自然光に当てて風合いを見るのがおすすめです。光の状態で雰囲気が変わって来ますので、実際の光に当てることは有力な判断材料となります。この時、窓の方角までシミュレート出来れば、更に良いです。

コストに注意


前述の通り、無垢の床材は多くの種類があり、価格帯もまちまちです。そのため、コストを算出する時には細心の注意が必要です。しかも、広いLDKなどに施工する場合には、わずかなコスト差がトータルコストで大きな影響を及ぼします。コスト計算の精度には気を付けましょう。

メンテナンス性も忘れない


無垢材を使う上で気を付けるべき点なのが、他の床材よりもメンテナンスに手間を取られる物もある点です。メンテナンスフリーと言う訳には行かず、むしろ他の床材などよりも手が掛かる場合もあります。
ですから、床材を選ぶ場合には、メンテナンス性に関しても計算に入れ、美しく保つことが出来るかについても考えるべきと言えます。

工事費用について


無垢の床材は工法によって価格が違います。
工法は大きく分けて2つの手段があります。一旦既存の床材を剥がして張り替える工法と、既存の床材にカバーして張る工法です。当然ながら、これらは発生する手間が違うのでコストも工期も違いますが、この価格の差についても知っておく方が、業者と相談する時に話がスムーズに進みます。ぜひ工法についても知っておきましょう。

まとめ


無垢床材について述べて来ました。無垢床材にも様々な種類があり、それぞれに独自の特徴があることが分かったことと思います。また、自宅に取り入れる時、或いはリノベーションをする時のイメージ作りも、やりやすくなったことと思います。
住宅の内装はアイデア次第で可能性が広がりますが、無垢の床材も活用の方法によって様々な表情を作ってくれることと思います。家を造る時には、床材についても十分に調べ、心地よい空間造りをしましょう。

 
この記事をシェアする