ありきたりの間取りはもう売れない!令和3年の売れる間取りとは?

古いテレビ番組を見てみると、その時代の生活がどの様な物であったかが伝わって来ます。
昭和の古い番組から、平成の番組、そして令和に入った今の生活まで、比較しながら見ることが可能です。

さて、その様なテレビに出て来る住宅はどの様な間取りだったでしょうか。
それについても、テレビ番組から垣間見ることが出来ます。
テレビ番組からは単に生活様式がどうだったかだけでは無く、生活の舞台であった家の間取りも見えて来る物だからです。

それでは、家の間取りは昭和から令和にかけて、どの様に変わって来たでしょうか。
ここでは、昭和から令和の今の住宅について、生活と間取りを振り返り、令和3年に売れる間取りはどうなるかを予測してみたいと思います。

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時代の流れ


住宅の仕様は、その時代の生活に合わせているとも言うことが出来ます。
どの様な娯楽を楽しむか、或いは、どの様に食事を取るかが家を造る上でのカギにもなるからです。
ここでは、人々の生活はどの様な物であったかについて、昭和の時代から今に至るまでの流れを振り返ってみたいと思います。

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昭和の生活


昭和の生活は今と比べてみると、娯楽、生活の時間、労働など、様々な面で違っていました。
まず娯楽を振り返ってみると、日常的な娯楽はテレビを見るケースが多く、しかも家族で見てた物でした。
家族で夕食を取りながらテレビを見て、共に笑った家も多かったことでしょう。

また、生活の時間も今とは違っていました。と言うのも、現在よりも就寝の時間が早かったからです。
テレビは深夜になると番組を終えてしまいましたし、スーパーなどの店も夜になると閉じていました。

そして、労働も違いました。人々は今の様に休みの日まで拘束されることは少なかった様に思えます。
そのため、家に居る時間は今よりも長かった物でした。

平成になると


平成になって生活はずいぶん変わりました。
特に変わった物としては、インターネットと携帯電話の普及と高度化が挙げられます。
インターネットによって人々の娯楽も家族で楽しむ物から、個人で楽しむ物が増えた様にも思われます。
特に、平成も後半になるとスマートフォンの普及があり、いっそう個人で居る様になった物でした。

また、生活もずいぶん変わりました。…忙しくなったのです。
紙とペンと電卓で生活していたサラリーマンは、パソコンと携帯電話を使って仕事をする様になりました。
この変化は一層人々を忙しくした様にも思えます。仕事にスピードと結果を更に求められる様になりました。

また、街を見ると24時間営業の店も多くなり、深夜でも買い物が出来る環境になりました。
生活スタイルを反映した結果であるとも思われます。

令和…今の暮らし


さて、今の令和の生活です。
令和に入った当初は平成とあまり変わらない雰囲気に見えました。
しかし、昨今の新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、生活はずいぶんと変わった物と思われます。

例えば、手洗いの頻度は非常に増えましたし、労働はオフィス主体からテレワークに変わって来ています。
そして、最近はガソリン車から電気自動車にシフトする動きも見られ、家もそれに合わせて変わりつつあると言えます。

昭和の間取り


次に、昭和の家の間取りについて紹介します。

六畳の居間


昔は居間を「茶の間」と言った物でした。
そして一般には六畳の部屋でした。
そして、その部屋の中央にはちゃぶ台が置かれ、テレビが設置されていました。
茶の間が家族の集まる部屋でした。
夜になると家族が茶の間に集まり、一緒に夕食を取り、そしてテレビを楽しむ…といったライフスタイルが一般的でした。

尚、家によってはダイニングにテーブルを設置し、そこで食事をするケースもありました。
しかし、それはあくまでも食事のためのスペースであり、今日のLDKとは様相は異なります。

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畳敷きの部屋の組み合わせ


次に、家全体の間取りについて挙げてみます。
昭和の家の部屋は、基本的には畳敷きの部屋が組み合わせて構成していました。
部屋は四畳半、六畳間、八畳間であり、畳の組み合わせによって決まっていました。
ちなみに、畳の大きさは建築のモジュールとなっていました。

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平成の間取り


次に平成の家の間取りについて紹介しましょう。

広いLDKでの生活


平成の家の特徴は、家の中心がLDKである点と言えます。
そして、LDKは昭和の家の様な六畳間では無く、畳敷きに換算すると10畳、あるいは12畳レベルの広さとなっていました。
LDKの中央には家族が食事を共にするダイニングテーブルが置かれていて、テレビが設置されている…といった様相でした。

和室から洋室へ


平成の家は昭和の家の様な和室の組み合わせでは無く、洋室が多く取り入れました。
部屋は基本的にはフリーリングで仕上げられており、畳敷きの部屋はその中に1部屋か2部屋組み込まれていたイメージです。

そして、それと共に建具なども併せて変わりました。例えば古い家の場合には、障子やふすまで部屋が仕切られていましたが、洋室中心の間取りは部屋はドアや引き戸で仕切られました。

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部屋の形も変則的


平成の家は、部屋の大きさも形も変則的です。
部屋は建築の慣例のためか、畳の畳数で表現されていますが、必ずしも六畳や八畳と言う訳では無く、6.5畳や5畳など、昔の家ではあまり取り入れない形の部屋が多く造られました。

これは、建築設計の変化が大きく変わったことが背景にあります。
と言うのも、昔は建築モジュールが部屋の単位であり、それをベースにして設計されていたものですが、平成になり、設計にコンピューターが取り入れられ、モジュールに捉われない設計が可能になったからです。

また、平成の家は都市部を中心に3階建てのケースが増えていますが、それらの家は、それほど広く無い土地に、制限いっぱいに家が建てられる場合が多いです。
そのため、部屋の形は変則的になったとも言えるでしょう。

令和3年の住宅はどうなるか


それでは、令和3年はどの様な家となるのでしょうか。
ちなみに、現在直面している問題としては、新型コロナウィルス感染症の流行があります。
この問題は今も世界各地で深刻な問題となっており、打開の目途は立っていません。
これを受けて、長距離移動や会食の自粛、そしてテレワークなどの推進が現状としては行われています。
そして、この動きは長期化するとも思われます。
それでは、この動きに対して、住宅はどの様になって行くのでしょうか。

新築住宅とリノベーション物件


今の住宅は非常に性能が良いため、手入れをすれば非常に長く使うことが出来ます。
その様な背景もあるため、行政としても中古住宅の利用を推進しています。

そのため、新築住宅も建てられるのですが、やはりリノベーション物件も増えるとも思われます。
リノベーションは住宅取得価格を抑える効果が期待出来ます。
今後も広がることでしょう。

基本的にはLDK中心


令和となった今の生活スタイルは、満員電車に揺られ過ぎた平成の生活とは大きく変わりましたが、家族の在り方までは変わってはおらず、基本的にはLDK中心の間取りになると思われます。

しかし、生活スタイルが大きく変わったため、LDKのまわりのスペースの使い方や構成する建材などに大きな変化が見られると思われます。

具体的に考えられる変化としては、次に挙げる物があります。

・玄関横に手洗い
・抗菌床
・テレワーク部屋
・ウォーターサーバースペース
・電気自動車充電

以下、それぞれの項目について見て行きましょう

玄関横に手洗い


新型コロナの流行に対応して推奨されたのが、「こまめな手洗いと消毒」です。
これを受けて、消毒液が今までよりも一般に広がりました。
また、スーパーなどの公共の場所でも、入り口には消毒液が設置してあります。

そして、今では建物に入る時の手の消毒が、半ばエチケットになっていると言えます。
さて、この動きはこれからも続くと思われます。
そのため、住宅においても玄関横で手を洗うことが簡単に出来る様に、手洗い用の水栓とボウルが設置されることが予想されます。

抗菌床


次に挙げられるのが抗菌床の普及です。
今の住宅は間取りとしてはLDK中心の造りになっていて、部屋は基本的にはフロア材が用いられます。
ただし、使われるフロア材は過去に使われて来たフロア材とは異なる物となることでしょう。
そして、今は抗菌床が出て来ています。これからの床材として、更に広まることと思われます。

テレワーク部屋


また、テレワーク部屋も家造りに取り入れられることと思われます。
新型コロナの拡大を受けて本格的に動き出したテレワークへのシフトですが、現在も継続的にテレワーク化を進めている企業は少なく無くありません。
その背景から、家造りにおいても、テレワークへの対応が進められます。

ウォーターサーバースペース


ウォーターサーバーは、おいしい水がいつでも使えるメリットが受け入れられて、近年広まって来た設備です。そして、今後も普及は続くと思われます。

ただ、ウォーターサーバーにもデメリットがいくつかあり、その内の1つが「スペースを取る」点が挙げられています。
そのため、これからの住宅は、この動きを受けて、ウォーターサーバースペースが設けられることが想定されます。よりおいしい水を便利に使うための家造りが、更に進むのです。

電気自動車充電


電気自動車はエコカーとして普及していますが、今後もこの動きが加速すると思われます。特に、2030年半ばにはガソリン車販売禁止という話もありますので、確かな話と言うことが出来るでしょう。

そこで必要となるのが充電設備です。
建材メーカーはこの動きに既に乗っていて、家庭用の充電設備を製品化しています。
普及は時間の問題です。

まとめ


昭和から平成への生活の変化、そして家の動向を紹介し、令和の家について考えてみました。
全体の流れ、そして現在直面している社会的な問題が、家造りにどの様に影響するかが伺えたことと思います。

生活の変化は家造りに大きく影響しますが、今の問題…特に新型コロナの問題が家造りに与えた波紋は大きいとも言えます。
家は今後も進化を続けて行くことでしょうが、それが社会問題の打開の1つの要因にもなり得ます。今後の動きを見続けたいと思います。

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