いまはほとんど死に絶えた悪徳営業マン

不動産業者の営業マン」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?


高級外車に乗って高級腕時計をこれ見よがしに見せる、成金趣味のチャラチャラした人種──バブル期を体験した世代の人なら、こんな感じでしょうか。

「初めて不動産業者に行ったら車であちこち連れ回され、無理矢理物件を見せられて、契約するまで帰さないと脅された」というウワサも、以前はよく耳にしました。

ですがご安心ください。

いまは宅地建物取引業法や消費者契約法で厳しく管理されているため、悪徳不動産業者と呼ばれるようなところはかなり減っています。

またそのような業者は、バブル崩壊とともに姿を消してしまいました。

自社で多くの物件を囲い込みすぎ資金繰りが回らなくなったり、「あの業者はよくない物件を平気で売りつけてくる」というような噂が広まり、倒産してしまったからです。

ではいま営業している不動産業者というのは、どのような会社かと言いますと、バブル期に下手な投資をせず、お客様本位の営業を続けていたり、適正利益の範囲内で経営している会社がほとんどなのです。

つまり、悪徳業者の大半は死に絶えてしまい、比較的誠実で、お客様の側に立って堅実経営を行う会社が残っているのが、現在の不動産業界なのです。

優良な不動産会社の業務内容


このような会社では、おおむね以下のような業務を行っています。

①ヒアリング・物件情報の紹介


初めてお会いする方には、まずはしっかりとヒアリングを行います。

お客様が家を買う動機や必要性、目的、希望条件などを明確にした上で、いくつかの物件をピックアップし、メリット・デメリットなどをご説明します。

②現地へのご案内(内覧)・立ち会い・送迎


「物件を見たい」というご要望があれば、日程を調整して現地へご案内いたします。

現地ではお客様と一緒に物件の内外をチェックし、ご質問があれば分かる範囲でお答えします。

購入に値する物件でなかった場合、具体的な感想やご要望などをお聞きし、それを元に新しい情報をご提供します。

このように物件のご提案と現地へのご案内・ご相談を繰り返し、納得できる物件に出会えたら、住宅ローン審査を経て、めでたく契約となります。

近年はあらかじめインターネットで希望物件を探し、ほぼ購入決定段階まで絞り込んでから「この家を見せて下さい!」と、不動産業者を訪れるお客様も増えました。

その場合もご案内とご説明を行い、契約に向けての手続きや、ご希望があればヒアリングをして他の物件のご紹介も行います。

③資金計画のフォロー


契約に至るまでの間に、資金計画の作成を進めていきます。

住宅ローンは金融機関によって条件や内容が異なるため、職業や年齢、借入金額や返済期間などから入念な資金シミュレーションを行い、最適な金融機関をご紹介します。

住宅ローン審査に通ることはもちろん、20年後・30年後まで返済が続くローンですから、お客様と何度も検討を重ね、生活を圧迫せず無理なく払い続けることができるプラン作りを心がけています。

④価格交渉


お客様にとって、価格は少しでも安いに越したことはありません。

ご希望の価格に近づけるよう、売主様としっかり交渉をします。

⑤契約


契約書を作成し、売主様との売買契約を結んでいただきます。

その後、引渡し、入居となります。

このように物件探しから契約まで、お客様の立場で親切にフォローをし、お手伝いをさせていただくのが地元の不動産業者であり、その会社の担当営業マンです。

家をネットで買うか、営業マンから買うのか、決めるのはあくまでもお客様です。

しかし不動産の世界はとても複雑で、専門知識が多く、分かりにくい事柄がたくさんあるのも事実です。

マイホーム探しで疑問に思うことは、どんな些細なことでも営業マンに尋ねてみてください。

良い営業マンなら、あなたが理想のマイホームと出会うため、最大限のサポートしてくれるはずです。

ワンポイントアドバイス



  • ・悪徳不動産業者の多くは、バブル期を経て自然淘汰され倒産した

  • ・現在営業しているのは、お客様本位の立場で、堅実経営の会社が多い