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家づくりの知識

築30年の戸建て物件をリノベーションして新築同然にする!

当サイトは、八王子周辺で地域密着型の不動産会社「株式会社Izumida」が運営しています。店舗はJR中央線「八王子駅」徒歩4分。リフォーム&リノベーションについてはお陰様で八王子周辺で多くの実績があり、プラン作成~施工までワンストップで多くのオーナー様に、ご提案をしてきました。

リフォーム&リノベーションの成功ポイントはいくつかあります。築古物件、特に築25~30年あたりの中古戸建てを、リフォームやリノベーションで価値を向上させるのも一つの方法です。

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外観はこんな感じです。見るからに築30年の一戸建てに見えますよね。

リフォーム&リノベーションのメリットが生かせるのは築25年~築30年の古物件

中古マンションのリフォーム・リノベーションはどの年代の建物でもできますが、特に築25~30年あたりで行うといいとされています。

なぜなら、築25年以降の物件はほぼ土地値になるからです。建物の価値は木造の場合、税務上の耐用年数が20年とされていますが、築20年で住めなくなるわけではありません。実質的な価値が失われていくのが築25年~30年頃からです。このころになるとリフォームをするか建て替えるのか選択の時になるからです。

このタイミングでリフォーム&リノベーションをすれば、建物の価値が向上し維持できます。

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価値を高めるリフォーム&リノベーションとは設備(部材)を最新にする

では、具体的にどの部分をリフォーム&リノベーションすると価値が向上するのでしょうか。設備(部材)を最新にすることで十分な価値向上が見込めます。設備(部材)例としては

・給湯器
・風呂
・トイレ
・キッチン
・エアコン
・洗濯機置き場
・クローゼット
・照明器具
・建具
・壁
・床材
・床暖房の設置

25年~30年前の設備は、現代の設備に比べると性能面でかなり劣ります。トイレ一つ取っても、温水洗浄機能付の便座にすることで快適性を高めることができます。
電気コンロも、IHクッキングヒーターなどの最新設備に変更することで、熱量も豊富になり安全性も高めることができます。

給湯器やエアコンについても、安全性を考慮し10年以上経過していたら交換を視野に入れた方がいい設備です。壁材や床材もリフォーム時の検討ポイントです。

リフォーム&リノベーションどれくらいの費用がかかるの?

このようなリフォーム&リノベーションをした場合、交換設備の内容によりますが、ピンキリですが、500万円程度から2000万円程度です。配管や間取りを変更し、一度、柱だけにするような、リノベーションの場合は2000万円以上の費用がかかるでしょう。

今回の場合は、1階50㎡、2階50㎡(延べ床30坪程度)の一戸建てですが、やるところとやらないところを分けても、設備にこだわりが追加したため、850万円ほどかかっています。今回の場合2階部分はほとんど手を入れておりません。一般的には、平米あたり15万円~16万円と言われております。今回の場合ですと、150,000円×50㎡=7,500,000円となりますが、床や壁を【杉】を使用したり少し工夫を凝らしたので100万円ほど上がってしまいました。

500万円程度の施工事例
500万円ほどの予算でリノベーションをする場合は、約50㎡が広さの目安となります。設備にどれくらいの費用をかけるかによっても費用が異なります。

1,000万円程度の施工事例
1,000万円ほどの費用でリノベーションをする場合は、広さは約70~80㎡設備にどれくらいの予算をかけるかによっても費用が異なります。費用を抑えたい場合は、既存設備をそのまま利用するなども有効な方法です。

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リノベーション後、最新システムキッチンを導入した事例

リフォーム費用はもとのローンに組み込めるの?

はじめからリフォーム済みの中古マンションを購入すれば、費用は物件価格に含まれますが、中古を買ってリフォーム&リノベーションをする場合、リフォームの部分はリフォームローンを利用することになります。

たまに、リフォーム後にお引渡しできる物件があればラッキーです。リフォーム費用も住宅ローンとして組み込むことができます。

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まとめ

リフォーム&リノベーションをする際には希望が膨らむと費用も膨らむものです。取捨選択が必要です。そして、実際の見積り金額がどうしても予算を超えてしまう場合は、優先順位を決めたり資材を変えるなどして予算に収めるようにしましょう。その結果、理想の暮らしを手に入れることができるでしょう。

リフォーム&リノベーションには複雑な仕組みや減税制度が関わってきます。自分にあった仕組みや制度を踏まえた資金計画が理想のリフォームやリノベーションを成功させるために大切です。