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MyDesignの家づくりノート

【完全版】上貼りフローリングで理想の床に!メリット・デメリット、注意点、費用相場まで徹底解説 – MyDesign

MyDesign/株式会社Izumidaの泉田です。

「床の雰囲気を手軽に変えたい!」「でも、大掛かりなリフォームはちょっと…」 そんな方にこそ知ってほしいのが、上貼りフローリングです!

既存の床の上に新しいフローリング材を重ねるだけの簡単施工で、まるで新築のような空間に。 リフォーム業界では、もはや定番中の定番。多くのご家庭で選ばれています。

この記事では、上貼りフローリングの

  • メリット・デメリット
  • どんな時に選ぶべきか(選びたいシーン)
  • 施工できないケース、注意点
  • 気になる費用相場
  • よくある質問
  • シートタイプと無垢材タイプの違い (←今回追記)

…など、気になる情報をどこよりも詳しく、分かりやすく解説します!

上貼りフローリングとは? 基礎知識をおさらい

上貼りフローリングとは、既存の床を剥がさずに、その上に新しいフローリング材を重ねて貼る施工方法です。 「重ね張り」「増し張り」とも呼ばれます。

上貼りフローリングの魅力(メリット)

  1. 【スピード施工】工事期間が短い: 既存の床を剥がさないので、施工期間は通常1~2日程度。あっという間に床が生まれ変わります!
  2. 【低コスト】費用を抑えられる: 廃材処理費や下地処理費が削減できるため、全面張り替えに比べて費用を抑えられます。
  3. 【デザイン豊富】豊富なデザイン: 木目調、石目調、タイル調…お部屋の雰囲気に合わせて、様々なデザインを選べます。
  4. 【防音・断熱UP】快適性アップ: 床が二重になることで、防音性や断熱性が向上。より快適な暮らしを実現します。
  5. 【傷・汚れに強い】既存の床を保護: 小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心。既存の床を傷や汚れから守ります。
  6. 【DIYも可能】DIYでチャレンジも: DIY向けの商品もあり、ご自身で施工することも可能です。(※技術や経験が必要な場合もあります)

知っておきたい!上貼りフローリングの注意点(デメリット)と対策

  1. 床が若干高くなる:
    • デメリット: 数ミリ~1センチ程度、床が高くなります。ドアの開閉や家具の配置に影響がないか、事前に確認が必要です。
    • 対策:
      • 薄型の上貼りフローリング材を選ぶ。
      • ドア下をカットするなど、必要に応じて調整を行う。
      • 段差が気になる箇所には、見切り材やスロープを設置。
  2. 既存の床の状態に左右される:
    • デメリット: 既存の床に凹凸やきしみがあると、仕上がりに影響することも。
    • 対策:
      • 施工前に床の状態をしっかり確認。
      • 必要に応じて下地処理(補修やレベリング)を行う。
      • 床鳴りがひどい場合は、専門業者に相談。
  3. 床暖房の種類によっては要注意:
    • デメリット: 熱源の種類や構造によっては、上貼りできない、または熱効率が低下する場合があります。
    • 対策:
      • 事前に床暖房の種類を確認し、対応可能なフローリング材を選ぶ。
      • 床暖房対応の上貼りフローリング材を選ぶ。
      • メーカーや専門業者に相談。
  4. 湿気に弱い場合がある:
    • デメリット: 湿気が多い場所では、フローリング材が反ったり剥がれたりする可能性も。
    • 対策:
      • 耐水性・防湿性の高い上貼りフローリング材を選ぶ。
      • こまめな換気を心がける。
      • 水回りには専用の床材を検討。

上貼りフローリングが選ばれるシーン ~こんな時におすすめ!~

  1. 手軽に床のイメージチェンジをしたい時 (賃貸住宅の原状回復もOKな場合あり)
  2. 既存の床を傷や汚れから守りたい時 (小さなお子様やペットがいるご家庭に)
  3. 建売・中古住宅の床が気に入らない時 (自分好みの空間にカスタマイズ)
  4. 部分的なリフォームをしたい時 (リビングだけ、寝室だけ、など)
  5. 防音・断熱対策をしたい時 (マンションの騒音対策、床からの冷え対策)
  6. バリアフリー化をしたい時 (高齢者のいるご家庭で、段差をなくしたい)
  7. 予算を抑えて床リフォームしたい時

上貼りフローリングができない、または推奨されない場合

  1. 既存の床が著しく劣化している (腐食、シロアリ被害、沈み込みなど)
  2. 既存の床に大きな不陸(凹凸)がある
  3. 床暖房の種類や構造によっては施工不可
  4. 天井高が低くなりすぎる (圧迫感が生じる、ドアが開かないなど)
  5. 特殊な床材が使用されている(接着剤が残るクッションフロア、撤去困難なカーペット、大きく反った無垢材など)
  6. 湿気が極端に多い場所

【種類別解説】上貼りフローリング、シートタイプと無垢材タイプ

上貼りフローリングには、大きく分けてシートタイプ無垢材タイプの2種類があります。

シートタイプ

  • 特徴:
    • 薄いシート状のフローリング材。
    • 比較的安価で、DIYでも施工しやすい。
    • 厚みが薄いものが多く、段差ができにくい。
    • 傷や汚れに強く、お手入れが簡単。
  • 注意点:
    • 無垢材に比べると、質感や肌触りが劣る場合がある。
    • 強い衝撃で凹みやすい場合がある。

無垢材タイプ

  • 特徴:
    • 天然木を使用したフローリング材で、自然な風合いや温かみが魅力。
    • 調湿効果があり、室内の湿度を快適に保つ。
    • 使い込むほどに味わいが増す。
    • シートタイプに比べて、厚みがあるものが多い。
  • 注意点:
    • シートタイプに比べて、価格が高い。
    • 水や湿気に弱いため、定期的なメンテナンスが必要。
    • 施工に手間がかかる場合がある(DIYには不向きな場合も)。
    • 温度・湿度変化による、膨張・収縮が大きい為、隙間があいたり、床鳴りがする可能性がある。

どちらのタイプを選ぶかは、予算、好み、ライフスタイル、お部屋の用途などを考慮して決めましょう。

【費用相場】上貼りフローリング、いくらかかる?

気になる費用ですが、使用するフローリング材の種類(シートタイプか無垢材タイプか)、施工面積、下地処理の有無などによって大きく異なります。

材料費: 1㎡あたり 10,000円~30,000円程度 (メーカーや商品、グレードによります)

  • シートフローリング: 比較的安価で、デザインや機能性(キズや汚れに強いなど)のバリエーションが豊富です。
  • 無垢フローリング: 樹種やグレードによって価格が大きく異なります。希少価値の高い木材や、厚みのあるものは高価になります。1.5mm程度の厚さのものから、6mm程度のものまで幅広くあります。
  • 床暖房対応品: 一般的なフローリングよりも高額になる傾向があります。
  • DIY向け商品: 比較的安価なものもあります。

施工費: 1㎡あたり 5,000円~12,000円程度 (下地処理が必要な場合は追加費用)

  • 施工費の幅: 施工方法(既存床の上に重ね張りするか、既存床を剥がして張り替えるかなど)、下地の状態(補修が必要かどうか)などによって費用が変わります。

諸経費:

  • 現場管理費: 現場の監督や、材料の手配などにかかる費用です。
  • 廃材処分費: 既存の床材を剥がした場合や、材料の端材などの処分費用です。
  • 運搬費: 材料を運搬するための費用です。

あくまで目安ですが、6畳の部屋であれば、材料費+施工費で 15万円~ が相場ですが、これには通常、上記の諸経費、現場管理費、廃材処分費は含まれていません。

【なぜ価格に幅があるのか?】

フローリング材の価格は、

  • メーカー: 各メーカーによって価格設定が異なります。
  • 種類: シートフローリングか無垢フローリングか、複合フローリングかなど、種類によって価格帯が大きく異なります。
  • グレード: 同じ樹種でも、木目の美しさや節の有無などによってグレード分けされており、グレードが高いほど高価になります。
  • 厚み: 一般的に厚みがあるほど、価格は高くなります。
  • 機能性: 傷や、汚れへの耐性が強いほど、価格は高くなります。
  • 塗装の種類: 塗装の種類によって、価格は異なります。

正確な金額は、複数の業者から見積もりを取り、材料の種類、グレード、施工方法、諸経費などを比較検討することをおすすめします。 見積もりの際には、以下の点を確認しましょう。

保証内容+施工費で 15万円~ が相場です。 正確な金額は、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

使用するフローリング材のメーカー、商品名、グレード

下地処理の有無と内容

諸経費の内訳(現場管理費、廃材処分費など)

【Q&A】上貼りフローリング、よくある質問

Q. 賃貸住宅でも上貼りできますか?

A. はい、可能です。ただし、退去時に原状回復が必要な場合が多いため、剥がせるタイプの上貼りフローリングを選ぶか、大家さんや管理会社に事前に確認を取りましょう。

Q. DIYで上貼りする場合の注意点は?

A. 既存の床の清掃、下地処理(必要な場合)をしっかり行うことが重要です。また、床材のカットや貼り付けには、ある程度の技術と道具が必要です。自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。

Q. 上貼りフローリングの寿命は?

A. 使用するフローリング材の種類や、日頃のお手入れによって異なりますが、一般的には10年~20年程度と言われています。

MyDesign/株式会社Izumida なら、安心・納得の上貼りフローリング!

MyDesign/株式会社Izumidaでは、豊富な経験と知識を持つプロが、お客様の住まいの状況を丁寧に診断。 上貼りが可能かどうか、最適な床材は何か(シートタイプか無垢材タイプか)、デメリットを最小限に抑えるにはどうすれば良いか…など、 お客様一人ひとりに合わせた、ベストなプランをご提案します。

「うちの床、上貼りできる?」「費用はどれくらい?」 どんな小さな疑問でも、お気軽にご相談ください。 無料診断・お見積もりも承っております!

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