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MyDesignの家づくりノート

「どこからが大規模?」リノベーションの規模、プロが分かりやすく解説します!

こんにちは、MyDesign/株式会社Izumidaの泉田です。

日頃、お客様から家づくりに関する様々なご相談をいただく中で、「リノベーションを考えているけれど、うちの場合は『大規模』になるの?」というご質問をよくいただきます。 確かに、リフォームやリノベーションを検討し始めると、「部分リフォーム」「フルリノベーション」「大規模改修」など、色々な言葉を目にして、どこからがどう違うのか、迷ってしまいますよね。

今回は、この「リノベーションの規模」について、特に「大規模リノベーション」とは一般的にどのような工事を指すのか、プロの視点から分かりやすく解説したいと思います。

「大規模リノベーション」に明確な定義はないけれど…

まず知っておいていただきたいのは、建築基準法などで「ここからが大規模リノベーション」という厳密な定義が定められているわけではない、ということです。

しかし、私たちのような建築・リノベーションの専門業者が「大規模」と呼ぶ工事には、一般的に以下のような特徴が見られます。

  • 工事範囲が広い:
    • 家全体、または延床面積の半分以上など、広範囲にわたる工事。
    • 複数フロアにまたがる工事。
  • 構造躯体(建物の骨組み)に手を入れる:
    • 間取りを大きく変えるための柱や壁の移動・撤去。
    • 増築(床面積を増やす)。
    • 耐震性を高めるための補強工事。
  • インフラ(生活基盤となる設備)を一新する:
    • 給水管・排水管・ガス管などの配管類を全面的に交換する。
    • 家中の電気配線を新しくする。
    • 断熱材を入れ替えたり追加したりして、断熱性能を大幅に向上させる。
  • スケルトンリフォーム(フルリノベーション)を行う:
    • 床・壁・天井の内装や設備をすべて解体撤去し、柱や梁などの構造躯体だけの状態(スケルトン)にしてから、間取りも含めて全面的に再構築する。
  • 費用や工期が大きくなる:
    • キッチン交換や壁紙張替えといった部分的なリフォームに比べ、費用が数百万円~数千万円単位となり、工事期間も数ヶ月に及ぶことが多い。
  • 建築確認申請が必要になる可能性が高い:
    • 特に構造躯体に手を入れる場合や増築する場合など、行政への建築確認申請手続きが必要となるケースが多くなります。

ご自身の判断は難しい? – 組み合わせで「大規模」になることも

「なるほど、うちはそこまでじゃないかも…」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、例えば「水回りをすべて新しくして、リビングの間取りも少し変えたい」といったご要望の場合、個々の工事は部分的でも、配管や構造に関わる工事が組み合わさることで、結果的に「大規模」な工事になることもあります。

このように、複数の工事内容や建物の状態が関係してくるため、お客様ご自身だけで「これは大規模だ」「これは違う」と正確に判断するのは、なかなか難しいのが実情です。

迷ったら、まずはプロにご相談ください!

私たちMyDesignは、お客様の「こんな暮らしがしたい」という想いを形にするプロフェッショナルです。

ご相談いただければ、お客様のご要望をじっくりと伺い、現在のお住まいの状況も確認させていただいた上で、 「お客様のご希望を叶えるためには、このような工事が必要で、それはこれくらいの規模になりますね」 と、専門家の視点から的確に判断し、分かりやすくご説明させていただきます。

費用や工期、進め方についても、工事の規模に合わせて丁寧にご案内いたしますので、ご安心ください。

「大規模かどうか分からないけど…」と迷う必要はありません。 リノベーションで叶えたい夢や、今のお住まいに関するお悩みがあれば、どんなことでも、まずは私たちMyDesignに、お気軽にお声がけいただければ嬉しいです。