【光触媒の効果とは?】リフォーム会社がメリットとデメリットを徹底解説!

外壁塗装
外壁塗装で使用される塗料には、グレードだけではなく機能の違いもあり、特殊な機能を持った塗料は「機能性塗料」と言われています。
機能性塗料には、光触媒塗料や無機ハイブリッド塗料、セラミック塗料など、多くの種類がありますが、その中でも特に高価で優れた機能をもつのが「光触媒塗料」です。

光触媒塗料は”これからの時代の外壁塗装業界で期待されている新種”とも言われてていますが、現在のところ製造する塗料メーカーが少ないので、まだまだ普及率は高くありません。

しかし、光触媒塗料は耐用性の高さと、セルフクリーニング機能を持った優れた塗料であると言えます。
この記事では、外壁塗装で光触媒塗料を検討されている方に、光触媒塗料の特徴やメリット・デメリットなどを紹介していきたいと思います。

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【光触媒塗料の特徴とメリット】



・光触媒とは


光触媒塗料とは、太陽と雨を利用し、自分で汚れを落とす塗料=セルフクリーニング機能のある塗料で、TOTOとオキツモの共同研究で開発されました。
太陽熱があれば、外壁や屋根に付着した汚れを自分で分解し、分解した汚れは雨で洗い落とします。

その他にも、赤外線を反射することで外壁に熱を蓄積させない「遮熱効果」を持ったものや、活性酸素が空気中の窒素化合物を酸化して空中除去する「空気清浄機能」を持ち、一般的な塗料よりも耐用年数が長いと言われています。

・光触媒のメリット


①セルフクリーニング効果で汚れがつきにくい

光触媒塗料の最大のメリットは、セルフクリーニング機能が発揮され、汚れがつきにくくなると言うことです。
建物の外壁は、常に外気にさらされていて汚れが付着しやすく、風雨による劣化も受けやすい状態にあります。

外壁は洗浄を自分で行うことが難しく、メンテナンス頻度を増やすことが難しいため、汚れや風雨による経年劣化が進みやすいと言われています。
それに対して光触媒塗料は、太陽の光に当たると、塗料に含まれる「酸化チタン」が活性酸素を作り出し、表面についた汚れを分解します。

そして、雨が降ると汚れと塗膜の間に水が入り込み、分解された汚れなどを流します。
これは、光触媒塗料の表面が水によく馴染むという特性を利用しているからです。

他にも、空気中に漂う塵や埃が、静電気によって表面に吸着するのを防ぐ「帯電防止効果」もあります。
汚れの分解や雨水での洗浄によるセルフクリーニング効果と、帯電防止効果により、汚れにくい状態を維持しているといえます。

②耐用年数が長い

光触媒塗料は一般的な塗料に比べて耐用年数が長いという特徴があります。

平均すると16~22年と言われており、最も紫外線に対するダメージに強いと言われるフッ素塗料の耐用年数の15~20年とほぼ同等の数値になります。
セルフクリーニング機能により、汚れた場合でも、その汚れを分解し、更にその分解によって防汚性能が長続きします。

③空気の浄化作用

光触媒塗料には空気をキレイにする浄化作用の効果も期待できます。

紫外線が当たると発生する活性酸素は、自動車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物などを酸化させて、空気中から除去するため、塗装した建物の周囲の空気をきれいにする効果があります。

光触媒塗料は塗装としての性能だけでなく、環境にも配慮された塗料であるといえるでしょう。

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【光触媒塗料のデメリット】


①費用が高い

光触媒塗料の最大のデメリットは費用の高さと言えます。
具体的なメーカーや製品によっても異なりますが、一般的には、光触媒塗料は汎用塗料の約1.5倍程度の価格とも言われています。

例えば、日本特殊塗料では、汎用塗料の金額は2,300円~2,900円ですが、光触媒塗料に関しては、5,200円となり、1.5~2倍ほどの金額差があります。

もちろん、価格帯が高くなる分、耐用年数も同様に1.5倍程度に伸びるため、コストパフォーマンスが良いということは言えます。

しかし、初期費用についてはどうしても大きくなってしまうことは避けられないため、コストに対する耐用年数の伸びが想定していたよりも大きくならないと判断した場合は、価格帯の高さが導入する際のネックになってしまうと言えます。

②日当たりが悪い場所では機能が発揮できない

光触媒は、太陽の光が当たることにより活性酸素が発生し、付着した汚れを分解します。
そのため、曇りの日が続いた場合や北側の壁、または隣の建物との間隔が短く日当たりの悪い場所などでは、セルフクリーニング効果が発揮できないことがあります。

なぜならば、汚れや菌を分解する活性酸素が紫外線無しでは発生しないからです。
また、分解された汚れを雨によって流すため、軒下など雨が建物にあたらない場所では光触媒塗料の効果が発揮されません。

③色のバリエーションが限られている

光触媒の主な成分である酸化チタンは白いため、黒など濃い色の塗料にするのは難しく、選べる色のバリエーションが限られています。

④屋根用の塗料がない

現在のところ、屋根用の光触媒塗料は販売されておらず、外壁用となっています。
そして、外壁と屋根を一緒に塗装する場合でも、別々の塗料を使用することになります。

もし、屋根と外壁で耐用年数が違う塗料を使用する場合は、屋根用の塗装と外壁用の塗装のメンテナンスを別々の時期に行う必要があります。
その際は、手間が増えるというだけでなく、足場の設置がそれぞれ必要になるため、同じタイミングで塗装した場合よりも費用が割高になってしまうというデメリットがあります。

また、屋根は外壁よりも多くの紫外線や風雨の影響を受けるため、同じ塗料で施工をしても、屋根の塗料の方が早く劣化すると言われています。
この点を考慮し、外壁を光触媒塗料で塗装する場合は、屋根の塗料には光触媒塗料よりも耐久性の高い塗料を使用し、屋根と外壁の塗料の寿命を同じくらいに調整するとコストが抑えられるでしょう。

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【光触媒塗料の注意点】



・防汚であって汚れることはある


光触媒塗料でも、すべての汚れに強いというわけではありません。
また、いくら光触媒でも、その処理能力を超える汚れである場合は落としきることができません。
例えば、カビが繁殖しやすい場所や錆などは光触媒塗料でも汚れを落とすことは難しいと言えます。

・耐久年数の正確性


光触媒塗料の耐久年数は、メーカーが謳っているものより短くなることがあります。
そのため、メーカーが発表している耐久性が本当に発揮されるのかは使用してみないと分かりません。

・塗るのが難しい


光触媒塗料は他の塗料と比べると、”塗りの難しい塗料”と言われています。
そのため、施工する人によってはムラができてしまい性能差が出てしまうことがあります。
そして、光触媒塗料は、正しく塗布しなければ全く意味がありません。

【まとめ】


光触媒塗料は、今までになかった画期的な塗料でその魅力は多々ありますが、必ずしも万能というわけではありません。
そして、まだまだ普及率が高くない塗料ということもあり、費用が高い点や実績面では少し不安があるという方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、光触媒塗料を検討する際は、まず自分の家がその塗料の力を十分に発揮できる環境にあるかをよくチェックすることが必要です。
その上で施工業者ともよく相談してから決めた方がいいと言えるでしょう。

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