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家づくりの知識

デザインリノベ成功者はみんなやっている床材と照明で演出!

中古住宅の快適性をアップさせるために、今やリノベーションは欠かせません。
リノベーションは使い勝手の悪い設備を新しい物に変え、部屋の雰囲気や価値までをも一新させるからです。

しかし、リノベーションも「単なる新しい設備への改装」のレベルであっては、せっかくの面白みも半減してしまいます。
そうすると、平凡な居住空間しか出来ない場合も考えられ、少々残念な結果にもなり得ます。

それでは、リノベーションをより良い物とするためには、どの様な点で気を付けるべきなのでしょうか。
結論を言うならば、それは「床材」と「照明」にポイントがあります。
ただ、これらはデリケートな要素も含むので、意外に選び方や考え方が難しく感じる人も多いと思います。

そこで、ここではリノベーションを上手にするための「床材」と「照明」に焦点を当てて、解説をして行きたいと思います。

デザインリノベで床材はどう選ぶか

まずは、床材の選び方について解説します。
リノベーションにはフローリング材やクッションフロアなどが多く使われますが、単に素材を知っているだけでなく、機能や施工などについても知っておく方がベターです。

と言うのも、それらの知識があった方が、応用に対しても強くなるからです。
そこで、ここでは素材、機能、施工に分けて、床材を選ぶポイントについて紹介します。

素材で選ぶ

床材の素材は、部屋の雰囲気にも大きく影響します。
そして、これを逆に言うならば、雰囲気を演出するためには、素材選びからするべきと言えます。

素材のレベルから床材を選ぶためには、床材のサンプルが必要です。
サンプルがあればイメージ通りの空間を造りやすくなりますので、ぜひサンプルを取って、参考にしましょう。

例えば、自然の風合いを出すために、天然木のフロア材を検討したとします。
しかし、仮にそこでフロア材の確認を十分にしないと、木材の色調がイメージと違っていたりして、当初の予定と違う雰囲気になってしまうこともあるのです。
サンプルを参考にして、しっかりと素材を確認することが大切です。

機能で選ぶ

今の床材は美観に優れるだけでなく、様々な機能も持っています。
この機能を部屋に使えば、より良い部屋に変えることが可能となります。

例えば、床材の機能には、汚れが付着しにくかったり、キズが付きにくい物がはあります。
また、防滑のタイプもあり、スリップ防止に役立つ物もあります。
カタログなどで床材の機能が分かります。選定の参考資料としておすすめです。

施工で選ぶ

床は施工に気を付けなければならない場合があります。
特にマンションをリノベーションする場合には、床の施工に制限が発生するので、計画の段階で確認が必要です。

例えば、物件によっては、床材は交換では無く、新しい床材をカバーして対応しなければならないケースもあります。
床材選びの際には、施工業者と相談し、確認を忘れずにしましょう。

床リノベーションの注意点

床のリノベーションをするのにも注意点があり、最初の段階で把握しておかないと話が戻ってしまうこともあり得ます。
床の構造やメンテナンスも知っておく必要があります。

騒音対策は万全に

床の問題の最も重要となる物に「騒音」があります。
これは足音などの打音が問題になることが多いです。例えば、二世帯住宅などで二階に子世帯の小さな子供が走りまわった場合、足音で一階の親世帯が迷惑する…といったイメージの問題となります。

この対策としては、二重床にするなどの方法があります。
コストが気になる点でもありますので、確認をしておくべきでしょう。

メンテナンスについて

特に天然木無垢材などの床材の場合、メンテナンスが問題になる場合があります。
と言うのも、合板ベースの物やクッションフロアなどの床材よりも、ささくれなどの問題が発生しやすいからです。

高級素材だからと言って、メンテナンスフリーであるとは限らず、むしろ細かいメンテナンスが必要になる場合もあります。
リノベ工事の前に確認し、対処出来る様にしておきましょう。

床は滑らない様に

床は滑らない様にするべきです。
滑りやすいと転倒のリスクが高くなるからです。
そのためには防滑の知識も必要ですし、滑り止めの部材の効果的な配置方法も知っておく必要があります。

ワックスの確認も必要

床の状態を良くするためには、単に床の性質を知っておくだけでは片手落ちの場合があります。ワックスなどについても知っておくべきでしょう。

特に今はワックスもバリエーションが増えています。
どれが自室に合うかをチェックしておくことが大切です。

リノベーションで照明を考える

部屋全体を演出するために、光を操ることは非常に重要です。
光のコントロールが出来ないと、部屋は暗くなってしまいますし、反対にイメージしていたよりも明る過ぎたりするからです。

そのためには、照明いついてしっかり考えなくてはなりません。
どの様な点を考えるべきなのでしょうか。

光の色で照明を考える

光の色について十分に考察しておくことは、照明を考える上で非常に大切です、更には、壁の状態まで計算に入れておくことが、良いリノベーションとするための重要なポイントとなります。

照明器からの光は、壁に当たって反射して、部屋の雰囲気を造り出します。
そして、その光の色がシックになる場合には、壁に反射する光もシックな色を基調とする物になりますし、明るい色を選べば部屋が明るくなります。

照明を検討する時は、光の明るさだけを選ぶのでは無く、光の色や壁についてもチェックしておきましょう。

照明器のデザインで考える

照明器のデザインは、部屋のデザインコンセプトを強調する意味でも、検討を重ねなければなりません。
照明器のデザインによって、部屋全体の雰囲気を良くすることも可能だからです。

例えば、レトロ調の部屋を造りたい時にモダンでシャープなデザインの照明器を設置すると、やはりミスマッチです。
照明器のデザインもレトロな雰囲気の物を選び、全体のコーディネートを図るべきです。

尚、照明器のデザインを検討する場合、単に形状だけをデザインを決める要素にしない方がベターです。照明器を構成するパーツの素材まで凝った物がおすすめです。

間接照明を考える

照明を考える場合、照明器から直接光を当てる手法も良いのですが、壁などを使った間接照明も面白い雰囲気を造ることが出来ます。

ただ、この場合には、壁紙の色や素材、そしてテクスチュアなどまで選ぶ必要があるので、壁の構成素材などまで知っておく必要があります。

照明器の機能で考える

今の照明器は単に明るくするだけの機能ではありません。
機能の点でも工夫がされています。

例えば、照明によっては調光の機能がある物もあります。
そして、調光可能な物には、明るさだけでなく、光の色まで変えられるタイプもあります。

光の色を変えることが出来れば、読書の時には明るめに、くつろぎたい時には明るさを抑えることも可能です。
部屋の雰囲気の演出に有用なアイテムとなるでしょう。

メンテナンス方法をチェックしておく

照明器においても、他の設備と同様にメンテナンスが必要です。
今の照明はLEDを使っているので、非常に長寿命とはなっているのですが、完全にメンテナンスフリーではありません。交換の必要があるので、確認しておきましょう。

また、調光可能なタイプの場合、機構も複雑になるので故障のリスクが上がります。メーカーのサービス窓口なども確認しておくべきです。

照明を使う上での注意点

照明器は光のデザインを決めるので、色などが重要視されがちではありますが、あくまでも電気製品ですので、それ特有の注意点があります。

リノベーションの場合も、それらの注意点を把握しておくことは非常に大切です。
ここでは、照明器を使う上での注意点について、代表的な物を取り上げます。

照明器のスイッチについて

先に挙げた様に、今の照明器は調光機能が付いているなど、非常に高性能となっています。
そのため、制御の方法が複雑にもなっているので、調整方法も把握しておくことが必要です。

また、スイッチの機能として、スイッチを切った後、しばらくしてから消灯されるタイプの物もありますので、状況によって使い分けると、部屋の使い勝手がより良くなります。

また、今の照明器はコントローラーがリモコン化されている物も多いです。
壁にホルダーを設置する物も多いので、部屋の雰囲気を壊さない様に設置することが大切です。

明るすぎない様に

照明器は部屋を明るくするアイテムではあるのですが、単に明るくするだけの機能では片手落ちです。時によっては、敢えて光を抑えることが必要です。
壁の仕様や家具、そして床材などによっても光を変える方が良いこともあります。

また、部屋のデザインによっては「影」を敢えて作り、その形を楽しむのも面白いです。
特に、防音室の様に、壁や天井の形状が複雑である場合には、照明器の位置によって、影を楽しむことも可能となります。

補助的な照明も検討する

照明器を考える時は、シーリングライトなど、全体を照らすだけの物を検討するのでは無く、フットライトの様な補助的な照明も検討に入れるのがおすすめです。

フットライトは足元を見えやすくするため、安全対策の上で大切なアイテムとなります。
リノベーションは確かにデザインも大切なのですが、安全性への配慮も重要です。
計画時にはフットライトをはじめとする補助照明まで計算に入れましょう。

まとめ

床と照明によるリノベーションのポイントや注意点を述べましたが、どちらも知っておかなければならない点が意外にあったことと思います。
そして、良いリノベーションをするためには、床にしても照明にしても、綿密な計画が必要で、業者と打ち合わせる時に、具体的に伝えなければなりません。

また、センスの良いデザインリノベを狙うためには、日頃からデザインセンスを磨くなどのアクションも必要となります。
良い家を造るためには情報収集と勉強が必要です。
日頃からアンテナを張って情報を集め、良い家を造りましょう。

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