高断熱・高気密

断熱・気密性能の高さは、
様々なメリットを生みます。

  • 過度な冷暖房の必要が軽減し光熱費を節約できます。
  • 結露が発生しづらくなることで、木材の腐食リスクが軽減し建物の耐久性を維持できます。
  • カビやダニによる健康リスク対策にもなります。
  • 健康面では冬場には家全体を暖かく保てるため「ヒートショック」の予防にもなります。
  • 現在の国が定める省エネ基準を上回る性能であるため、将来的にも資産価値が保てる一要素になります。
窓を確認する様子

基準:HEAT20・G2

HEAT20とは、住宅の断熱に関する近年の設計基準のことです。
その中でもG2は、最大であるG3の次に高い断熱性能をもちます。
ヨーロッパは特に断熱性能の意識が高く、フランス、
ドイツ、スウェーデンなどの住宅はG2~G3の間といわれております。

断熱性能の違いによる室温比較

昭和55年省エネ基準レベルの画像

昭和55年省エネ基準レベル

床と壁の下部が冷え切って、部屋の上下の温度差が著しい。

平成28年省エネ基準レベルの画像

平成28年省エネ基準レベル

左より上下の温度差は小さいが壁の下部や窓から冷気が伝わっている。

HEAT20G2レベルの画像

HEAT20G2レベル

部屋の上下の温度差がなく、室内全体がむらなく暖かい。

G2で求められる
室内温度環境

東京都は6地域に該当するため、冬期間の最低体感温度は概ね13度を下回らないとされております。暖房負荷削減率も約50% 削減になります。

  • 1・2地域
  • 3地域
  • 4~7地域
  • 冬期間の最低体感温度
  • 概ね15℃を下回らない
  • 概ね13℃を下回らない
  • 体感温度が15℃未満
    となる割合
  • 2%程度
  • 8%程度
  • 15%程度
  • 暖房負担削減率
  • 約30%削減
  • 約40%削減
  • 約30%削減

基準:一次エネルギー
消費量等級6取得

一次エネルギー消費量とは住宅が一年間に消費するエネルギー量のことで、
その量を基準として等級が決まります。
等級6は、その高い水準となり、断熱性により省エネ性能が優れている家と評価されます。
2025年より、右記両等級は4以上が義務付けられる予定です。

※ZEH住宅は、太陽光発電による電力創出・省エネルギー設備の導入・外皮の高断熱利用などにより、
生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅を指します。

  • 断熱性能基準
  • 一時エネルギー消費量性能基準
  • HEAT20 G3
  • 等級7
  • HEAT20 G2
  • 等級6
  • ZEH、長期優良住宅
  • HEAT20 G1, ZEH, ZEH+
    長期優良住宅、低炭素住宅
  • 等級5
  • 低炭素住宅
  • 平成28年基準
  • 等級4
  • 平成4年基準
  • 等級3
  • 昭和55年基準
  • 等級2
  • 上記基準に満たないもの
  • 等級1

基準:断熱材
~グラスウール

高い断熱性を実現するために重要なのが、断熱材選びになります。
当社では高断熱を実現しながら、なるべくコストパフォーマンスのよいものを吟味し使用しています。

断熱材の種類は
大きくわけると4種類

  • ① 無機繊維系
  • グラスウール/ロックウール
  • ② 木質繊維系
  • セルロースファイバー/インシュレーションボード
  • ③ 発砲プラスチック系
  • ポリエチレンフォーム/フェノールフォーム/硬質ウレタンフォーム
  • ④ 天然素材系
  • 羊毛/炭化コルク

上記の中で、住宅に使われるのは
です。

断熱性能高い順

  • フェノールフォーム
  • 硬質ウレタンフォーム
  • ポリスチレンフォーム
  • ロックウール
  • グラスウール

高断熱

価格が安い順

  • グラスウール
  • ロックウール
  • ポリスチレンフォーム
  • 硬質ウレタンフォーム
  • フェノールフォーム

安価

断熱材を裁断するイメージ

無機繊維系グラスウール

現在の日本で最も一般的な断熱材

  • メリット
  • デメリット
  • 燃えにくい
  • 経年で垂れやすい
  • 価格が安い
  • 気密性に劣る
  • 施工が簡単
  • 防湿対策が必要

工法:充填工法
価格:安価

無機繊維系ロックウール

岩石やスラグなどの
鉱石を使った断熱材

  • メリット
  • デメリット
  • 燃えにくい
  • グラスウール
    より高い
  • 軽量である
  • 気密性に劣る
  • 施工が簡単
  • 防湿対策が必要

工法:充填工法
価格:安価な方

発砲プラスチック系
ポリスチレンフォーム

プラスチック素材に
泡を閉じ込めた断熱材

  • メリット
  • デメリット
  • 耐水性が高い
  • 経年で垂れやすい
  • 価格が安い
  • 気密性に劣る
  • 施工が簡単
  • 防湿対策が必要

工法:充填工法/外張り断熱
価格:普通(中)

  • ポリスチレンフォーム
  • ビーズ法ポリスチレンフォーム
  • 押出法ポリスチレンフォーム  の三種ある

発砲プラスチック系
硬質ウレタンフォーム

現場吹き付けの需要が高い断熱材

  • メリット
  • デメリット
  • 断熱性能が高い
  • 燃えると有毒
  • 耐久性が高い
  • 地震で割れる
  • 気密性が高い
  • シロアリに弱い

工法:吹き付け充填工法/外張り断熱
価格:高額

施工後のカットを無くす施工者の技術がとても重要

発砲プラスチック系
フェノールフォーム

スペックの高い高級断熱材

  • メリット
  • デメリット
  • 断熱性能が高い
  • シロアリに弱い
  • 耐水、耐熱性が高い
  • 価格が高い
  • 劣化速度が遅い
  • 衝撃に弱い

工法:外張り断熱
価格:高額

性能面はトップクラス!価格との比較で価値を感じれば採用したい

一つ一つを比べるとコスパも性能も中間位のポリスチレンフォームが良さそうに思えますが、
実は、グラスウールでも断熱等級5や6の基準値をクリアすることが出来るため、
一番安くて、性能が担保できるグラスウールがおすすめなんです。
だから、日本では最も普及している断熱材であると言えます。

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品質へのこだわり