こちらの住まいは、家の中心を「港」と捉えて、出入りする家族や来客の目に楽しい設計を意識しています。「港」に選ばれたのは、過ごす時間が長いリビングルーム。キレイに整理整頓されたリビングではなく、雑多にモノが置かれていても、居心地の良い空間になるようにデザインされています。

趣味のアイテムは見せる収納で。好きなカラーのインテリアが映えるように、ウッドデッキだけでなく、家のいたるところに木を使用して、自分らしさが光る家づくりを大切にしました。

リビングへ向かう玄関口は、「港」へ入っていく入り口です。ゆったりと広い土間仕様にすることで、お気に入りのバイクやサーフボードを並べたり、収納として使用したり、ビーチ沿いにあるお気に入りのカフェのような、贅沢な場所になりました。玄関と直結しているため、ガレージとしての機能も持たせられます。

家に入ると待っているのは大きな窓、そして高い天井。家と一緒に人生を航海しているような、雄大な気持ちに包まれます。家族が幸せになれる場所である、マイホームという船。いっぱいの日差しが降り注ぐ、温かな住まいが、これからの毎日をかけがえのない未来に導いてくれるはずです。

キッチンには海の色によく似た、ターコイズブルーのタイルを配置。天気が悪くても、家の中にいるだけで気分が明るくなる、海に包まれている気持ちになれる住まいです。シーサイドでの暮らしに憧れているなら、「SEAWARD HOUSE PROJECT」の家で、海を感じながら暮らしてみませんか？

もともと雑誌「OCEANS」を愛読していたこと。家の中にいながらも、海を感じられる住まい、というコンセプトが気に入り、こちらのデザインを選択しました。海のそばに建てたわけではないのですが、家を外から眺めるだけで、リゾート地に遊びに来たような気分になれます。

海沿いの一軒家を丸ごと別荘として借りているような、そんな暮らしが自分のものになり、ずっと続いていく、最高の満足感を味わっています。

「OCEANS」は男性向け雑誌ですが、子どもや妻も、まるで旅行に来たような雰囲気のデザインを一目で気に入りました。どこに何を置こうか、どんなインテリアを選ぼうか、家族で楽しみながら決めたからこそ、より心地のいい家になったと感じています。

私たちが特に好きなのが、ウッドデッキです。もう一つのリビングのような、広々とした空間で、天気が良い日は食事を楽しみます。開放的な空間だからこそ、会話も弾み、家族の距離がぐっと近づきました。

時には昼からシャンパンを開けたり、日差しを感じながら読書に没頭したり、子どもたちと戯れたり、何をしていても楽しい暮らしです。テントを設置して、キャンプのような雰囲気を味わうこともあります。

子ども部屋や夫婦の寝室には大きな窓があり、朝日を浴びて1日がスタートします。自然が時間を教えてくれる日々で、心身を整えられています。

家自体はシンプルでコンパクトな作りのため、いつでも大切な人のそばで過ごせるところも気に入っています。収納がたっぷりあるので、趣味のスポーツアイテムや子どもの習いごとに必要な道具、家族全員の自転車なども、余裕で収納できるので助かっています。

好きなこと、やりたいことが変わっても、いつでも家族を応援してくれる。そんな包容力を感じられるこの家で、これからたくさんの思い出を作っていきたいです。