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家づくりの知識

八王子市の地盤は固い!地震に強い街 不動産を買うなら八王子がおすすめ その理由を徹底解説!!

内閣府の発表では、今後、30年以内に直下型地震が来る確率が、70%だと言われております。

日本中、いや世界中、いかなる場所であれ大地震が発生した場合、被害がゼロという訳にはいきません。

八王子市の場合、今後想定される大地震は首都圏直下型地震や、多摩直下型地震、立川断層地震などがあります。

もし、これらいずれかの地震が発生したならば、市内の不動産にある程度の被害が生じることは避けられません。

八王子市に限らず、日本中、どこに住んでいても同じことですが、「それでも八王子市は地震に強い」ということ。

詳しくご説明いたします。

八王子市が地震に強い理由は2つ

①もともと地盤が強いエリアである、という点。 ②八王子市が積極的に耐震化を進めている、という点です。

詳しく見ていきましょう。

①八王子の地盤は地震に強い

我々不動産業界では「八王子は地盤が安定しているので地震に強い」と言われています。

これは、東日本大震災での八王子の不動産への影響が比較的少なかったために、注目されることになった街だからです。

八王子を地形で大きく分けた場合

1.山地(西側の関東山地)
2.丘陵(東側の多摩丘陵)
3.台地(八王子駅や市役所を取り囲むようにして存在しているあたり)
4.台地定位面(八王子駅や市役所があるあたりから西の山地にいたるまで)の4つに分かれます。

これらのうち、住宅や建物が比較的多く存在しているのが、3と4になります。

八王子に住宅の購入を希望している方は、多くが3と4のエリアを検討することでしょう。

3と4のそれぞれの地盤の特徴は以下の通りです。

台地の地盤

八王子市内の大地は、起伏の少ない平坦な地形。
地盤を構成するのは関東ローム層です。

自然堆積した関東ローム層は安定的な地盤になるとされ、住宅用の地盤としては理想的と言われています。

つまり、八王子駅周辺や、八王子市役所周辺は良いとされています。

市役所が建築されるエリアですので、なぜそこに建てられたかを考えると背景が伺えます。

台地定位面の地盤

地盤の浅い深度から砂や砂礫層が分布していることもあり、地盤が安定しています。

構成している層が不均一である場所に限り、沈下を防ぐための基礎補強対策を行なったほうが良いでしょう。

以上のように、八王子市で住宅が多く存在する場所は地盤が安定的。

相対的に、地震に強いエリアであることは確かでしょう。

ただし、阪神淡路大震災や東日本大震災に見られるように、想定外の揺れが市内に襲ってきた場合には、少なからず建物に被害が及ぶことは必至です。

万が一の時の被害を少しでも軽減させるために、八王子市で不動産の耐震化政策を積極的に推進しています。

八王子市役所より西側となると、横川町、中野上町、中野町、諏訪町、叶谷町、大楽寺、西寺方町、楢原町、川口町、犬目町などが該当します。(すべてを記載しておりません)

八王子市が推進している耐震化政策

八王子市では、来たるべき大地震に備え、市内全域の建物等に対して積極的な耐震化政策を積極的に推進しています。

以下、八王子市の公式ホームページを参照に、市の耐震化政策について一部ご紹介します。

耐震化全般における政策

・住宅の耐震改修による税制優遇

耐震強度が1.0以上になる住宅耐震改修を行なった場合、市への申請により優遇税制が適用されます。

具体的には、所得税の控除や固定資産税の減額措置を受けることができます。

木造住宅の耐震化政策 八王子市居住環境整備補助金

安全に住み続けられることを目的とした住宅改修工事(リフォーム)に対し、八王子市では工事費用の一部を補助しています。

補助の対象となる工事には6種類がありますが、それらのうち3種類は、耐震工事に関連したものになります。

木造住宅の場合、どのように耐震化を行うのか。

1.筋交いを設置する

2.木と木の接合部に金物を増やす

3.耐力壁を設置する

4.基礎の外側に、基礎を設置する

5,屋根を軽い素材に葺き替える

上記の5つのうち、状況に合わせてどの工事を行うかを判断します。

【壁量計算】をして基準値をクリアしているかどうか確認するのです。 

工事費用は、箇所にもよりますが、150万円~450万円位です。

しかし、工務店やリフォーム会社では工事は行えても、壁量計算はできないところがほとんどです。

その理由は、壁量計算は建築士の分野だからです。
弊社では、建築士事務所をもっており、リフォーム、新築住宅の設計図を書いている会社です。

リフォームでも同様に耐震化の依頼があった場合は、壁量計算も行っております。

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八王子市木造住宅耐震診断補助制度

木造住宅の耐震診断を受ける場合、その住宅の居住者に対して診断費用の一部を補助します。

昭和56年5月31日以前の耐震基準で建てられていること等、いくつかの適用条件があります。

・緊急輸送道路沿道建築物の耐震化政策

・緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業補助金

・市内の幹線道路等、地震の際に緊急輸送道路となるべき道路の沿道にある建築物に対し、耐震診断、耐震補強設計、耐震改修、建替え、除却などの費用の一部を補助しています。

・分譲マンションの耐震化政策

・分譲マンション耐震化促進事業補助金制度

・分譲マンションの管理組合が行なうマンションの耐震診断、補強設計、耐震改修工事などの費用の一部を補助しています。

以上は、八王子市が独自で推進している耐震化政策の一部になります。

これら以外にも、市民における耐震化の意識付けを目的とした各種イベント・フェアなどを催すなど、八王子市は市内全域の耐震化に向けて非常に熱心な自治体です。

「住宅・建築物の耐震化」八王子市のホームページへ飛びます。

地震が起きた後の避難所運営マニュアル・避難場所
以上のように、八王子市は地震に強い地盤を持ち、かつ市は積極的に耐震化政策を推進しています。
加えて、万が一に大地震が発生した際の避難マニュアルや避難場所を指定し、市の公式ホームページで公表しています。

避難所運営マニュアル

地震が発生した際の避難所の開設や運営、廃止にいたるまで、計70ページにもわたる極めて詳細な行動マニュアルを作成。

随時内容を改定しながら、市の公式ホームページに掲載しています。

避難場所の公表

避難マニュアルには、避難場所の情報も詳細に掲載されています。

もし八王子に居住することになったならば、かならずご自身・ご家族の避難場所を確認しておくようにしてください。

また、八王子市には広大なキャンパスを持つ大学が複数ありますが、これら大学のキャンパスは広域避難場所として指定されています。
具体的には、中央大学、首都大学東京、東京工科大学、東京薬科大学、創価大学、拓殖大学、明星大学です。

まとめ

八王子市は市の西側が高尾山をはじめとする山間地になっていて自然環境に恵まれていることは間違いありません。

都心へのアクセスを考えるとJR中央線沿線や京王線沿線の駅が選択肢になりますが、特に市の東南部にあたる南大沢周辺は新興住宅地で中央線沿線の八王子や西八王子とは街の雰囲気も違いがあります。

2020年のコロナの影響でテレワークができる企業にお勤めの方は、八王子市内の中でも郊外といわれるエリアに不動産を購入するのも悪くはありません。

八王子市の人口は55万人を優に超えていて、これは立川市の3倍以上。
一方、平均地価は立川市の4割にも満たないお得感がありますが、面積が広いこともあり、バス利用するところが少なくありません。

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もし、地震に対して不安がある方は、当社にご相談ください。土地探しから、建物の建築まで行っております。