和室にダウンライトを取り入れたいけど、失敗して後悔したくない。
そんな悩みをお持ちの皆様へ。
この記事では、和室ダウンライトの選び方から設置のコツ、注意点まで、失敗しないための照明計画を徹底解説します。
おしゃれで機能的な和室を実現するために、ぜひ最後まで読んでみてください。
□和室ダウンライト失敗しやすい理由
ダウンライトは、一度設置してしまうと後から変更が難しい照明です。
そのため、和室にダウンライトを取り入れる際は、失敗しないよう、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。
1:一体型が多いので電球交換ができない物が多い
ダウンライトには、電球が交換できるタイプと電球と一体型のものがあります。
LEDのダウンライトは一体型が多く、交換型だと電球分高くついてしまいます。
後から調光機能を付けたい、調色できるようにしたいとなった場合、一体型は本体ごと取り替えが必要になり、電気屋の工事が必要になります。
交換型なら電球交換だけで済むところを、一体型はそう簡単に変えられないのです。
2:位置の変更ができない
ダウンライトは、「ここ」と決めたら後から場所の変更ができません。
大掛かりなリフォームをしないと照明の位置が変えられないのです。
シーリングライトやペンダントライトだと、照明を変えることで位置を多少ズラすこともできますが、ダウンライトはそうもいきません。
例えば、ダイニングテーブルの真上にダウンライトが来るように計画したものの、当初設置する予定だったダイニングテーブルと違うものを置くことになり、照明の位置がズレてしまった場合も変更できません。
3:種類が多すぎる
ダウンライトは、見た目はシンプルで、どこのメーカーでもあまり大差ないように見えます。
しかし、色や機能が豊富で、地味〜に種類が多いのです。
種類とは具体的に以下の通りです。
・光の範囲:拡散型(照らす範囲が広い)、集光型(スポットライトのように一部に光を集中させる)
・調光機能:明るさを調節できる機能
・調色機能:電球色、昼白色、昼光色など色を変更できる
・リモコン:リモコンでオンオフや色を変更できる
・センサー式:人感センサーで人がいる時だけ点灯する
・ユニバーサル:光の向きを変えられる
調光、調色、リモコン式、センサー式と、機能が多くなればなるほど、便利ではあるものの1個あたりの費用も高くなります。
「じゃあ調光機能は諦めようか」と費用を抑えるために機能を落としたとします。
しかし、住んでから後悔しても、一体型だと電球交換ができないのです。
□和室にダウンライトを取り入れるメリットとデメリット
和室にダウンライトを取り入れるメリットは、スッキリとした空間を実現できること、間接照明との組み合わせで落ち着いた雰囲気を演出できることです。
一方で、デメリットとしては、まぶしさを感じやすいこと、設置場所を変更できないことなどが挙げられます。
これらのメリットとデメリットを理解した上で、和室に最適なダウンライトを選んでいきましょう。
*和室にダウンライトを取り入れるメリット
1:スッキリとした空間を実現できる
ダウンライトは、天井に埋め込まれるため、見た目に影響を与えません。
そのため、和室にダウンライトを取り入れることで、スッキリとした空間を実現できます。
2:間接照明との組み合わせで落ち着いた雰囲気を演出できる
ダウンライトは、直接光を照らすのではなく、天井や壁に光を反射させて間接照明のように使うこともできます。
間接照明は、柔らかく落ち着いた雰囲気を演出できるので、和室に最適です。
*和室にダウンライトを取り入れるデメリット
1:まぶしさを感じやすい
ダウンライトは、直接光を照らすため、まぶしさを感じやすいです。
特に、和室のように天井が低い場合は、注意が必要です。
2:設置場所を変更できない
ダウンライトは、一度設置してしまうと、後から変更することができません。
そのため、設置場所を慎重に決める必要があります。
□まとめ
和室にダウンライトを取り入れる際は、一体型か交換型、設置場所、種類など、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。
メリットとデメリットを理解した上で、和室に最適なダウンライトを選んで、失敗のない照明計画を実現しましょう。