「MyDesign/株式会社Izumida」の泉田です。
「初めてのリノベーション、できるだけ費用を抑えたい…」
「仮住まいの費用がもったいないから、住みながら工事できないかな？」
そんな風に考えて、在宅でのリノベーション工事を検討していませんか？ 確かに、仮住まいへの引っ越し費用や手間を省けるというメリットは魅力的ですよね。
しかし、ちょっと待ってください！ 在宅でのリノベーション工事は、想像以上に大変なもの。 特に、初めてリノベーションを経験される方や、費用を重視される方ほど、安易に選んでしまうと後々後悔することになりかねません。
そこで今回は、「費用を抑えたいけど、快適なリノベーションを実現したい」と考えているあなたへ。 在宅でのリノベーション工事を検討する際に、絶対に覚悟しておかなければならないことを、私の経験に基づいてお伝えします。 特に、エアコンが使えない過酷な状況、工事時間とそれに伴うストレス、そして仮住まいという選択肢のメリット・デメリットについて深掘りします。
1. 想像を絶する騒音・振動との戦い【工事時間の実態】
リノベーション工事は、解体作業から始まります。壁を壊す音、床を剥がす音、電動工具の音…これらは、想像をはるかに超える騒音と振動を伴います。
工事時間は、通常、朝8時半～9時頃から始まり、夕方5時～6時頃までです。ただし、これはあくまで目安であり、現場によって異なります。工事の終盤になると、クロス貼りなど音の出ない作業は、夜7時頃まで行われることもあります。
つまり、日中はほぼ一日中、工事の音と振動にさらされることになります。
- 集中して仕事や勉強をすることは難しい
- テレビの音も聞こえにくい
- 赤ちゃんや小さなお子さん、ペットがいる場合は特に注意が必要
- まったく落ち着けない、終わりの見えないストレス
2. ホコリまみれ、そしてエアコンも使えない過酷な環境
工事中は、どんなに養生をしても、ホコリが舞います。常に家の中がホコリっぽく、掃除をしてもキリがありません。
- アレルギー体質の方や、呼吸器系の疾患がある方は特に注意が必要
- 洗濯物も外に干せない
- 食事をする場所にも気を遣う
さらに深刻なのは、エアコンが使えないことです。工事中のホコリがエアコン内部に入り込むと故障の原因となるため、基本的に使用は推奨されません。
- 夏場は熱中症のリスクが高まります。
- 冬場は寒さ対策が必須となります。
- 扇風機やヒーターで凌ぐにも限界があります。
3. プライバシーの確保が難しい
工事期間中は、職人さんたちが頻繁に出入りします。常に誰かが家にいる状態になるため、プライバシーの確保が難しくなります。
- 着替えや入浴など、生活のあらゆる面で気を遣う
- 女性の一人暮らしの場合は、特に注意が必要
- 貴重品の管理も徹底する必要がある
4. 水回り（キッチン・トイレ・風呂）が使えない期間がある
リノベーションの内容によっては、キッチン、トイレ、お風呂などの水回りが一定期間使えなくなることがあります。これは、生活する上で非常に大きなストレスになります。
- 外食やコンビニ弁当ばかりの食生活になる
- 近所の銭湯やコインシャワーを利用する必要がある
- 仮設トイレを設置する場合もある（場所の確保が必要）
5. 工事期間が延びる可能性も
在宅でのリノベーション工事は、天候や工事の進捗状況、予期せぬトラブルなどにより、工事期間が延びる可能性があります。
- 予定していたよりも長く、不便な生活を強いられる
- 精神的な負担が大きくなる
人間の我慢には限界がある！
1週間や10日程度の短い期間であれば、我慢できるかもしれません。しかし、1ヶ月、2ヶ月、それ以上となると、話は別です。人間は、長期間のストレスに耐えられるようにはできていません。
【事例紹介】 以前、在宅でのリノベーションを選ばれたA様（40代ご夫婦）は、当初「仮住まいの費用を節約したい」と考えていらっしゃいました。しかし、工事が始まると、騒音とホコリ、そしてプライバシーのなさに耐えきれず、結局、工事途中で仮住まいを探すことになりました。A様は「最初から仮住まいを選んでいれば、工事中断の手間や、急いで仮住まいを探す精神的な負担もなかったのに…」と後悔されていました。
仮住まいのメリット・デメリットを冷静に比較
在宅リノベーションの過酷さを考えると、工事期間中は仮住まいに移ることを強くおすすめします。
もちろん、仮住まいにもデメリットはあります。
仮住まいのデメリット
- 初期費用がかかる: 敷金・礼金、仲介手数料、引っ越し費用など。
- 慣れない環境での生活: 環境の変化にストレスを感じることも。
- 一時的な二重生活: 自宅と仮住まいの行き来が手間になる場合も。
しかし、それ以上にメリットが大きいと私たちは考えます。
仮住まいのメリット
- ストレスフリーな生活: 騒音、ホコリ、プライバシーの問題から解放されます。
- 健康面への配慮: 熱中症や寒さ、アレルギーのリスクを軽減できます。
- 工事への集中: 職人さんたちは、住人の生活を気にせず工事に集中できます。
- トータルコストの削減: 仮住まい費用はかかりますが、工事期間の短縮や、エアコン故障などのトラブル回避、そして何より、精神的な健康を維持できることを考えると、結果的にトータルコストを抑えられる可能性があります。
- スムーズな引っ越しサポート: MyDesignでは、提携の不動産業者や引っ越し業者をご紹介することも可能です。
【事例紹介】 B様（30代ご夫婦、お子様1人）は、最初から仮住まいを選ばれました。お子様がまだ小さかったため、工事中の騒音やホコリを心配されていたからです。「仮住まいは少し狭かったけれど、家族みんなで安心して過ごせました。工事の進捗もスムーズで、予定通りに新しい家に引っ越すことができました」と、大変満足されています。
MyDesign/株式会社Izumidaが目指す、家づくりのその先
ここで、少し考えてみてください。
一見、お客様に寄り添って「費用を安くしますよ」と在宅工事を勧めるリフォーム会社や工務店。 彼らの多くは、「工事をすること」が目的であり、仮住まいまでトータルでサポートできる体制を持っていない場合がほとんどです。
しかし、私たちMyDesign/株式会社Izumidaのゴールは、もっと先にあります。
目の前の費用だけにとらわれて、安く仕上げることが、本当にお客様の幸せにつながるのでしょうか？
私たちは、そうは思いません。
家づくりは、楽しくなければならない。 完成した時には、感動が味わえるものでなければならない。 そして何より、その先もずっと、ご家族が幸せに暮らせる家でなければならない。
それが、私たちの信念です。
工事中に嫌な思いをしてほしくない。ストレスで疲弊してほしくない。 だからこそ、私たちは、仮住まいを含めたトータルサポートで、お客様の**「家づくりのプロセス全体」**を快適に、そして幸せなものにしたいと考えています。
だからこそ、MyDesignは「仮住まい」とのセットプランをご提案します！
MyDesign/株式会社Izumidaでは、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、最適なリノベーションプランをご提案いたします。仮住まいとのセットプランについても、お気軽にご相談ください。 お客様の快適な暮らしを実現するために、そして、リノベーションを心から楽しんでいただくために、全力でサポートさせていただきます。
