戸建てのリフォームをするにあたり、「どれくらいの費用がかかるのか」「予算内でどこまでできるのか」といった悩みを持つ方は多いと思います。「この予算ならここまでできる」というような目安があると便利ですよね。
そこで今回は、予算内でできる戸建てリフォームについて紹介していきます。リフォームを最優先して行うところとやらなくていいところを見極めて、失敗しない戸建てリフォームを実現しましょう。
戸建てリフォームはどこから手をつけるべき?
戸建てをリフォームするときは、順番が大切です。順番を間違えてしまうと、大規模な工事が必要になったり、ダブルコストがかかったりしてしまいます。
まずは、最優先してリフォームすべきところとそうでないところの区別をつけておきましょう。
最優先してリフォームすべきところ
戸建てのリフォームをするなら、以下の工事を最優先させましょう。
• 屋根や外壁などの外回り
• キッチン、トイレ、浴室などの水回り
• 給水給湯管の更新
• エアコンの先行配管
• 床暖房の設置
内装を綺麗に整えても、外回りがしっかりしていないと、安心して暮らすことができません。まずは外回りをリフォームし、次に家の中のリフォームへと移りましょう。
水回り設備の寿命は15~20年とされています。キッチンやトイレ、バスルームなどの水回りは使用頻度が多いだけに、他の箇所に比べて劣化しやすく、20年以上経過すると劣化が目立ち始めます。
水回りやエアコンなどのリフォームには、大規模な工事が必要です。配管を新しくする場合は床や天井なども解体せねばならず、高額な費用がかかります。
水回りのリフォームを後回しにしてしまうと、先にリフォームした場所を再び解体しなければならず、コストも高額になってしまうので注意が必要です。
戸建てのリフォームする際は、水回りを優先的に検討し、入念に計画を立てましょう。
後回しにしてもいいところ
• 室内の塗装
• 窓サッシ
室内の塗装は基本的に塗り直すだけで良いので、他の工事をした後でも十分対応できます。知識があれば、業者に依頼せずに自分で施工することもできるので、費用もある程度抑えられます。
予算別にリフォームできる箇所を紹介
ここでは、50万円〜1,000万円まで予算別にリフォームできる箇所について紹介していきます。実際に戸建てリフォームをするときの参考にしてみてください。
50万円の予算
50万円の低予算だと、リフォームする場所がある程度限られてきます。たくさんの箇所を一気にリフォームすることはできないので、リフォームする箇所をピンポイントに絞りましょう。
• 和式便座を洋式便座に変える
• 食洗機の設置などキッチンの部分的なリフォーム
• I型システムキッチンのリフォーム
リフォームする箇所を部分的に絞れば、50万円の予算でも選択肢が一気に広がります。あまった予算で本体をグレードアップすることも可能です。
100万円の予算
100万円の予算だと、リフォームできる箇所が広がります。
• トイレのリノベーション
• 和室から洋室、洋室から和室へ変更
• システムキッチン交換
• ユニットバス交換
100万円をすべてトイレに使うのであれば、便座の交換や壁紙やクロスの張替えなどのフルリノベーションも可能です。
キッチンの配置を変えないのであれば、100万円の予算でもキッチン入替リフォームが可能になります。最新のシステムキッチンに交換すれば、使い勝手が劇的に向上し、毎日の料理がしやすくなります。キッチンの掃除もしやすくなるので、今まで以上に家事の効率がアップするでしょう。
和室から洋室へ変更するのも、一部屋だけであれば100万円以内の予算におさめることができます。
200万円の予算
200万円の予算なら、外回りや水回りなどの大規模な工事が可能になります。
• 外壁のリフォーム
• 屋根のリフォーム
• 水回りのリフォーム
• 床の張り替え
• 壁紙の張り替え
外壁のリフォームは、劣化具合によって費用が異なってきます。表面劣化があるだけで、撤去の必要がないのであれば、60万円〜200万円程度の予算でリフォーム可能です。
床や壁紙の張り替えは、広さや素材によって費用が変わりますが、60㎡ほどの広さであれば全室のフルリフォームも可能になります。
300万円の予算
• 複数箇所のリフォーム
• 間仕切りの撤去
予算が300万円まで上がると、複数箇所を同時にリフォームすることが可能になります。トイレ、キッチン、浴室などをまとめてリフォームしても、予算にまだ余裕がある場合もあるので、設備のグレードアップも可能です。
300万円あれば、和室の間仕切りを撤去して広い洋室にリフォームすることもできます。
中古物件を購入してリフォームしたい場合は、300万円の予算を用意しておくといいでしょう。
500万円の予算
• 子供部屋の新設
• LDKなどの間取り変更
• キッチンの位置変更
結婚や出産などで家族構成が変わったり、子供が成長したりした場合、500万円ほどの予算があれば、大幅に間取りを変更して子供部屋などを新たに設置することができます。
ちょっと壁を取り除く程度であれば、500万円の予算で十分対応できるため、LDKの間取り変更も可能です。
設備のグレードを抑えれば、500万円でも戸建てのフルリフォームが可能になります。
1,000万円以上の予算
1,000万円以上の予算があれば、戸建てを新築同然に作り直すことができます。
• 耐震補強
• 断熱対策
• スケルトンリフォーム
500万円以内の予算だと、原状回復を目的としたリフォームをするのが精一杯で、耐震補強や断熱対策まで手を回すことはできません。耐震や断熱リフォームは大規模な工事が必要になるため、500万円以上の費用がかかります。
築30年以上経過していて、なおかつ住居や間取りが現在のライフスタイルに合っていないと感じるなら、1,000万円以上の費用をかけて新築同然に作り直したほうがいいでしょう。
家の骨組み以外をすべて除去して間取り変更をするスケルトンリフォームも、1,000万円程度の予算があれば可能になります。
まとめ
戸建てリフォームを失敗させないためには、まず最初に予算を立て、どの箇所をリフォームするのか優先順位をつけることが大事です。
まずはリフォームしたい箇所をピックアップしてみましょう。その上で、どの部分のリフォームが必要なのか優先順位をつけていくと、予算オーバーしたときの対応もスムーズになります。
低予算でもリフォームすることは可能なので、業者と二人三脚で入念に計画を進めていきましょう。
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