不動産(土地・中古住宅)を探し始めると、いろいろなことに気が付き始めます。誰しもが初めての経験な為、戸惑ってしまうのも無理もありません。今回は、決断する時に参考にしてほしいポイントいくつかご紹介します。この記事は、不動産と建築の業界に23年居た私が、率直に思うことを記事にしました。
この記事がおすすめできる人
- 注文住宅を検討していて、土地の探し方を知りたい人。
- 土地(中古住宅)探しのポイントを知りたい人。
- 実際に家を建てた人が、どのように土地(中古住宅)探しを行ったか知りたい人。
- 決断するときのチェックポイントが知りたい人。
題名には、【不動産の探し方】と記載がありますが、探し方は他の方々がたくさん記事にしているので、この記事では、【不動産の選び方、決断する為の妥協点】と言い換えた方が伝わりやすいと思います。
誰しもが、土地探しは絶対に失敗したくないと考えます。不動産のポータルサイト(スーモ、アットホーム、ホームズなどで)細かい条件をしていて一生懸命に探していませんか?
そしてこう思っていませんか?
・なんとなくピンとこないなぁ
・もっと広い方がいいな(もっと安くならないかな)
・まだ、タイミングじゃないのかも どうなんだろう・・・
また時期ではなく真剣に探していない方なら理解できますが、そろそろ決めないとと真剣に探している方は、探し方を間違えています。そのままではいい物件に巡り合うどころか、不動産難民になるでしょう。
では、何がダメなのか。
【基本的に、理想通りの土地(中古住宅)は存在しない】
不動産は、唯一無二の存在で、【同じものは存在しません】
ここで現実を突きつけるお話になってしまいますが、
土地(中古住宅)選びは、6割~7割の合格点がつけられれば十分にいい物件です、それは購入すべきです。
ここで、誤解の無いようにしたいのですが、無理に買う必要はありません、私たちも無理に購入して後悔し、不幸になるよりは、喜んで頂いて幸せになってほしいと常々思っております。
購入しなければならない状況の方や、早く購入したい方は、どこかを妥協しないと買えません。弊社のお客様の中には、希望する土地がなくて土地探しで疲れてしまっている方をよく見かけます。あなたもこんな経験はありませんか?
例えば、賃貸のアパートを探しているときに、希望条件をあれもこれも入力していくと、【お探しのご条件ではありません】とエラーになったこと。
お友達に話したときに、【いい土地ないね~】と言ったら、理想が高いんだねと言われたり。
別に理想が高いつもりはないのに・・・と思ったことありませんか?
家づくりは約6か月~1年はかかる壮大な計画になります。土地を探して、家の間取り、仕様の打ち合わせなどなど、先が遠いです。
家づくりは、本来ワクワクし、楽しくなければなりません。家の間取り、仕様の打ち合わせは家づくりの醍醐味と言っても過言ではなく、記憶に残り、思い出になるのはご存じのとおりです。一生に一度の事なので、土地探しから全力で取り組みたい気持ちは理解できるのですが、世の中に無いものを探してしまい、不動産難民になるのは不幸であり本末転倒です。
■ 要望が高くて「土地がない」となっている可能性はありませんか?
■ お客さまが知らない・気が付いていない魅力があるのをご存じですか?
土地(中古住宅)は 探すのではなく、ある中から一番を選ぶ
くどいようですが、【無いものを探すのではなく、ある中から探すのが正解です】
ここで思うのは、もしかしたら出てくるかもしれないじゃないか!と思うかもしれませんが、不動産は唯一無二だということを思い出してください。人間は、以前、良かった記憶に引っ張られてしまい、また出るんじゃないかと勘違いしているだけなのです。
そんなことを言われても、諦めきれない、納得できないと言われることもございますが、昔の人は良く言いました。【思い立ったが吉日】と。この業界で働いていて感じるのは、欲しいと思ったときに買っている方の方が圧倒的に多数です。
買うのも自由、買わないのも自由なのですが、真に【買いたい】と考えているのであれば早く動くことはいいことだと思います。
誰しもが欲しがる、【東南の角地で整形地で、道路が広い】そんな物件を購入しても、あなたのライフスタイルが夜型(夜勤がある仕事)だったら、日当たりはそんなに必要ありませんよね。
東南の角地って、日当たり良くて一見、よさそうですが、多くの人目にさらされます。視線が気になる神経質な方には向いてない土地と言えます。ご近所付き合いが苦手な方なら、奥まったところの土地を購入される傾向があります。
つまり、あなたのライフスタイルに合った土地を選ぶ必要があるのです。でも、多くのお客様はそこに気が付いていません。また、不動産会社の営業マンも聞いてくるのは、予算、大きさ、駅からの距離といった、不動産の条件ばかりです。あなたのライフスタイルを聞いてくる営業マンはほとんどいません。
そんな探し方では、あなたにあった土地が探せるはずもありません。予算、大きさ、駅からの距離は大切なことですが、あなたの暮らし方を知る必要があるのです。
もしかしたら、あなたも気が付いていない日常の癖があるかもしれません。今まで見ていた物件(土地・中古住宅)は、本当にあなたに合っていない物件だったのでしょうか?
土地(中古住宅)で6割~7割で合格点とお話しましたが、のこりの3割~4割を別なもので穴埋めしましょう!ということなのです。
それはなにか。
今がお得な制度をうまく活用して、自分に折り合いをつけましょう!
穴埋めに値するお得な制度
①住宅ローン減税 最大409.5万円 *条件がございます詳細はお問い合わせください
②こどもエコ補助金 100万円 *条件がございます詳細はお問い合わせください
③すまいの給付金 30万円 *条件がございます詳細はお問い合わせください
上記の制度は、まさに【今】しか使えないものばかりです。形(内容が若干)が変わることは有っても、今と同じ条件にはなりません。
上記の①と②と③だけでも、539.5万円のメリットがありますので、土地で満足できなかった部分の穴埋めにならないでしょうか?
【2022年改正】新・住宅ローン控除(減税)の概要&ポイントまとめ!
金利も上昇するかもしれない!
日銀の政策で、0金利対策というのを聞いたことはないでしょうか。その恩恵をうけて、変動金利はここ10年変わっておりません。しかし、コロナ、ウクライナショックの影響もあり、物価も上がり世界的なインフレ状態です。それにより、固定金利が上昇を初めました。日銀は変動金利を上げないように様々な対策をしている最中ですが、世の中は【変動金利も上がるかもしれない】といったムードなのは間違いありません。
住宅ローンは若い方が組みやすく、返済にゆとりが持てる
疑問に思ったことはありませんか? 世の中の定年退職が60歳~65歳に対し、住宅ローンの期間は35年~40年、50年という商品がでています。
今のご自身の年齢を当てはめてみると一目瞭然です。早く住宅ローンの組んだ方が早く返済出来る為、老後にしわ寄せがこないことを。
その為、ベストは30歳で住宅ローンを組み、60歳や65歳で完済するのが一般的です。では、様々な事情を抱えている40歳、50歳の方はどうするのか? 途中で繰り上げ返済して期間を短縮する方法を取り入れる必要があります。途中で返済するといっても限度があることはお分かりいただけると思います。
くどいようですが、私は、土地や家を売りたくて今だと言っているわけではなく、世の中の状況を見ると【今】がお得なのだと考えるからです。
前の話に戻りますが、家を買う(注文住宅・中古を買う)には、下準備が必要です。早めに動いて、土地を探し、どこで建てるかのリサーチはしておくべきです。
土地(中古住宅)の選び方がわからなければ、プロに任せてみてはいかがでしょうか。私たちはこの道のプロです。きっと、あなたが気が付かない【魅力】をお伝えすることができると思います。
いい物件は、すぐに決めないと取り合いになります。唯一無二なのです。
その為に、当社は迅速に行動し【あなただけに重点をおいて心のこもったサービス】を行います。そういう会社に出会ったことはありますか?
当社には、明確なコンセントが存在します。それは会社名にも由来していて、【My Design】
デザインは、見た目のデザインだけではなく、あなたの暮らしをデザインするという意味でもあります。そこにはどんな暮らしをしたいのかといった思いをぜひ聞かせてください。
その【思い】を形にする仕事を行っております。