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家づくりの知識

コロナ後の「新しい生活」を見据えて!注目の東京近郊ベッドタウン4選

東京のベットタウン

世界中で猛威を振るい続けている新型コロナ感染症ですが、この問題に伴う政府の出した緊急事態宣言は、私たちの生活様式を大きく変える事態にもなりました。それは特に労働環境において顕著だったと言うことが出来ます。テレワークや時差出勤などが行われ、今までオフィス街に居た人達は自宅に拠点を半ば移して仕事をしていたからです。

そして、現時点ではコロナの問題の終結を議論するのは時期が早いかも知れませんが、この動き方の変化は、コロナ問題の終結後も何等かの形で私たちの生活を変えると語られています。

ところで、このコロナ後の「新しい生活」ですが、具体的にはどの様な生活となるのでしょうか。また、「新しい生活」を始める上で、おすすめの街はいったいどこなのでしょうか。

ここではコロナ後の生活形態について考え、その生活のおすすめのベッドタウンについて紹介します。

コロナ後を予想すると

まずは、コロナ問題の終結後の生活形態について改めて考えてみましょう。
この生活は、先の緊急事態宣言をキッカケにして始まった形態です。業種によっては大きく変わりますが、テレワークの稼働を中心的に取り入れた変革と言っても良いと言えます。

働き方が変わる

まず挙げられるのが働き方の変化です。今般の騒動によって変わった労働環境は、やはりテレワークの実施が大きいです。企業がネットをベースにして労働環境を整え、在宅での勤務に変えたのは、非常に大きい物があったと言うことが出来ます。

この変化により、自宅での仕事の機会が非常に多くなりました。そして、労働現場によってはテレワークの方が生産性が上がることも語られる様になりました。

ただ、今般の騒動により、テレワーク実施における課題が浮き彫りになった企業も多いです。業種や状況にもよりますが、発生した課題の改善策をクリアした企業から、在宅勤務の増加が増えると考えられるでしょう。

そして、労働が変わると労働者の生活も変わります。主な条件としては、時間の問題と言うことが出来ます。

生活の時間が変わる

在宅勤務によって変わるのが、通勤時間が基本的には無くなる点です。特に首都圏内の場合は電車で1時間を超える通勤も珍しくはありませんでした。そして、その通勤によって労働者は時間と体力を削られて来ました。

しかし、今後のテレワークの普及による通勤時間のカットは、労働者の時間的・体力的負担を減らします。そして、余裕が出来た時間と体力で、個々人が余暇を楽しむことが出来る様にもなるでしょう。ワークライフバランスを良くするための一助となるとも考えられます。

住む場所が変わる

テレワークが更に普及すると、更に会社に行く時間が非常に少なくなります。その結果、会社から離れた土地に住みやすくなります。

例えば、通勤時間の関係などから都心に近い土地に住まざるを得なかった人でも、少々離れた土地に住んでも問題は無くなります。その結果、景観の良い街や家づくりのしやすい街に移り住む人が多くなると考えられます。
ただし、通勤が減るとは言ってもゼロになるのは今の段階では難しく、もっと未来の話になるとも思われます。そのため、家をつくるに当たっては「程よい距離」を考えて建てるのがおすすめです。

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「気分を変えられる街」に赴いての仕事も可能

今のテレワークはあくまでも「在宅」のレベルではありますが、今後のモバイル端末の進化を考えると、仕事は家を飛び出すことも十分に考えられます。そのため、カフェなどでの仕事が今よりも容易になることもあり得るのです。

それを更に推察するとどうなるでしょうか。…極論になるかも知れませんが、例えば温泉地に赴き、仕事と温泉を楽しむことも可能になるかも知れないのです。仕事をしながら、昼休みは温泉に…と言った状況は冗談の様にも思えますが、可能性が無い訳ではありません。
八王子の場合、「出張」と称して山梨県の温泉に車を飛ばす。…至福の労働条件が成立するかも知れません。

さいたま市

さいたま市は大宮等の大きな街もありますが、大宮駅から少し外れると良いベッドタウンがあります。これらのベッドタウンは現状でも良い街ではあるのですが、都心までの通勤時間が掛かってしまうケースも見られます。しかし、今後、テレワーク化が加速されるのであれば、さいたま市内の大宮の周辺地域の街の事情が良くなり、更に良いベッドタウンに変わることでしょう。

施設が充実している

さいたま市は政令指定都市であるため、様々な施設が充実しています。医療、学校、スタジアムなど、便利で面白い施設が目白押しです。そして、市内の交通も便利であることから、この様な便利な施設に簡単に行くことが出来て、非常に生活するのに良い街です。

尚、スタジアムなどの施設の充実は休日の楽しみが増えることにも繋がります。普段、テレビでしか見られないスポーツを実際に見ることは、なかなか難しいです。その点でもさいたま市は良い街と言うことが出来るでしょう。

都市型の家からゆったりした家まで

さいたま市は家を持ちやすい土地でもあります。建売にしても土地にしても、都内よりも持ちやすい価格で販売しています。中心地から離れると土地も更にリーズナブルになり、取得しやすくなります。

また、宅地は大手の住宅会社が分譲しているケースも多く、テレワークを前提とした注文住宅の相談もしやすいです。そのため、仕事に合わせた家づくりをしやすいベッドタウンと言うことが出来るでしょう。

千葉市

千葉市は東京都心からも距離的にあまり離れてはいないため、ベッドタウンとしては優秀と言えます。また、千葉市でも駅から少し離れれば、地価も落ち着いて、良い家を求めやすくなります。
千葉市は千葉県の中心都市であるため、医療や大学など、様々な施設も充実しています。安心して暮らせる良い街と言えるでしょう。

海のレジャーから美しい公園まで

千葉市は千葉県の県庁所在地でありながら、レジャーを楽しむ上でも格好の街と言うことが出来ます。例えば、海にはヨットハーバーなどもありますし。美しい公園も多いです。
そのため、余暇はやはり充実し、ワークライフバランスの良い仕事が出来る街と言えるでしょう。
尚、千葉県は東京ディズニーランドの様な大型レジャー施設もあります。その様な場所が至近距離であることも、良い街であるとも言えるでしょう。

住宅事情も良好

千葉市の良いところは、一戸建て住宅でも買いやすいところが多い点です。都市型の一戸建て住宅が東京23区内のベッドタウンよりも安価で購入することが可能です。また、土地も安いところが多いので、自分好みの家を建てるのに有利な街と言うことが出来ます。

尚、テレワークを前提にした家をつくるのであれば、広い土地があった方が有利です。そのため、千葉市で土地を求めて注文住宅を建てれば、テレワークに非常に良い家を持つことが出来ると言えるでしょう。

小田原市

小田原市は横浜から西に行った街です。政令指定都市ではありませんが、人口が20万人弱の大きな街です。
「都心で仕事をする人」よりも「横浜市で仕事をする人」のベッドタウンとも言えるのですが、いずれにせよコロナ後に住む街としてはおすすめ出来る街です。

城下町の風格ある景観

小田原は城下町です。小田原城をシンボルとした街で、風格のある景観の街と言えます。そのため、政令指定都市とは違った雰囲気であり、ゆったりした情緒豊かな街でもあります。
また、小田原は海に面した街でもあるため、海を見渡せる土地に住むことも可能です。

尚、小田原には漁港もあり、様々な海の幸が水揚げされます。新鮮な魚介類を楽しむにも良いベッドタウンとも言えるでしょう。

海が見える「こだわりの家」をつくる

ことが出来る
テレワークの良いところは「好きな場所に家を持つことが出来る点」です。ですから、例えば海辺の街に住みたい人であれば、通勤を第一にせずに海辺の街に家を建てることが可能です。そして、小田原はその様な「海の見えるこだわりの家」を建てるのに適した街と言うことが出来るのです。

ちなみに、テレワークのためには広い家がビジネススペースをつくる上で有利ですが、小田原では土地も買いやすいため、テレワークのための家をつくりやすい街でもあるのです。

八王子市

八王子の街は東京の郊外にありながら、新宿までのアクセスが非常に良いため、通勤に便利なベッドタウンと言うことが出来ます。そのため、アフターコロナに考えられる在宅勤務の増加においては、良好な環境で仕事をすることが出来て、しかも通勤する際には便利な街と言えるでしょう。

ライフバランス
八王子市は新宿まで電車であまり遠くはありません。しかし自然が豊かで、日帰りで出かけられるスポットも多くあります。そのため、休日は様々な場所で健康的なレジャーを楽しむことが可能です。

テレワークと言っても会社に行くのをゼロにするのは、なかなか難しいかとも思われます。しかし、八王子の街であれば、豊かな余暇を持ちながらの通勤が可能となり、豊かなワークライフバランスの実現が可能です。

八王子・相模原に強いリノベーション 株式会社Izumida
My Design リノベstudioは株式会社Izumidaのリノベーションブランドです。
株式会社Izumidaは「建築技術を持った不動産会社」であり「不動産取引に強い建築会社」です。

良い家を持ちやすい

東京都内の地価は高く、なかなか広くて良い家を持つことは難しいです。しかし、八王子であれば地価も落ち着くため、十分な広さの良い家を持つことが出来ます。
テレワークのためには、仕事をする十分なスペースが欲しい物です。その点、八王子の街であれば有利です。

まとめ
コロナの問題が終わった後でもテレワークを中心とした労働形態は、なんらかの形で残ると思われます。テレワークは通信環境や設備などが整えば可能となるからです。

確かに現時点ではコロナの問題は先が見えないので、家づくりと街づくりにどの様な影響があるかは未知数ではありますが、徐々にではあっても変化は訪れることでしょう。そして、その変化は確実に街と家と生活を変えます。豊かな生活とワークライフバランスのためにも、より良い街で家をつくりたいものです。